三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
政策研究事業本部 観光政策室長 上席主任研究員
 田中 三文
 

リニア中央新幹線への関心の高い愛知県
東京2020オリンピック・パラリンピックでは
東京都が高い関心

 
 
  愛知県のリニア中央新幹線への関心は約48%
 

 毎年、中日新聞社より発行している「東海エリアデータブック2018」(2017年12月22日発行)において実施した消費者アンケートによれば、今後の主なプロジェクト(構想を含む)、スポーツイベントへの関心について質問したところ、東海エリア各県(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)と東京都、大阪市の関心度の差がそれぞれのプロジェクトで表れる結果となった。
 2027年に名古屋~品川駅間で開業予定の「リニア中央新幹線」においては、東海エリア全体では、「大変関心がある」と答えた人が11.1%、「まあ関心がある」と答えた人が31.8%と関心がある人の合計は約4割(42.9%)であった。「大変関心がある」と「まあ関心がある」と回答した関心のある層の合計を地域別で見ると、愛知県が47.8%と約半数を占めているのに対し、他県の関心は岐阜県が40.5%、三重県が41.5%、静岡県が37.0%と愛知県に比べるとやや低くなっている。
 一方、東京都(23区)と大阪市の関心度を見ると、東京都が41.0%と愛知県に比べると低く、東海エリアの他県とほぼ同レベルであるのに対し、大阪市においては、30.0%とさらに低くなっている。リニア中央新幹線開業までは、まだあと約10年あることからも、現状では、愛知県を含む各地での関心は過半数を超えていない状況にあるが、今後、リニア中央新幹線事業の全貌が見えてくるに従ってこの関心度は高まっていくものと思われる。

 
  東京オリンピック・パラリンピックへの関心は東京都で6割超え
 

 スポーツイベントでは、開催まで3年を切った「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」への関心はリニア中央新幹線よりも高い。東海エリア全体では「大変関心がある」と答えた人が15.8%、「まあ関心がある」と答えた人が33.9%と、合計すると約半数の49.7%の人が関心を持っている。地域別では岐阜県の関心が高く、54.5%と半数を超える人が関心があると答えている。また、東京都は、開催地ということもあり、関心のある人が60.5%となっている。
 その他では、「ラグビーワールドカップ2019」への関心が、調査時点(2017年9月)では、東海エリア全体で16.9%と決して高い関心度ではなかった。しかし、10月に試合日程が発表され、東海エリアにおける2会場豊田スタジアム(愛知県豊田市)、小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県袋井市))では、各1試合日本戦の開催が決定したことからも、2019年の会期が近づくに連れ、その関心は日に日に高まっていくことが期待される。
 また、調査時点では構想段階であるが、2020年代以降に検討される「ジブリパーク構想」(愛知県長久手市)や2022年12月の完成を予定する「名古屋城天守閣木造復元」(名古屋市)への関心は、他のスポーツイベントよりも高くなっている。両プロジェクトは東海エリアのみならず、全国からも注目されるプロジェクトであり、構想が具体的になってくればさらに関心は高まっていくであろう。

 

 

 
 
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