自給率向上、環境保全、安全安心をめざす

 

 平成21年に始まり、9期目を迎える「食の3重丸セレクション」事業。日本産・環境・安全の厳しい基準をクリアした製品に賞を授与し、その製品づくりの応援をすることで、食糧自給率の向上、CO2削減、食品の安全・安心を目指す非営利の公益事業。平成28年の第8期では147社、453製品が受賞し、「食の3重丸」認定による製品のブランディングに寄与している。同財団の小山典宏理事長と事業担当の阪本博子理事に話をうかがった。

◎聞き手/川島 博志(中日新聞大阪支社 支社次長兼広告部長)

 

 

一般財団法人 雑賀技術研究所
理事長

小山 典宏氏

 

こやま のりひろ
大阪市立大学法学部卒業。松下電工勤務を経て、2016年10月より現職。1952年生まれ、和歌山県出身。

 

── まずは雑賀技術研究所の設立趣旨と主たる業務を教えてください。

小山 雑賀技術研究所はこの4月で設立55期を迎えます。昭和36年に当財団の設立者・名誉会長の雜賀慶二氏が米の中に混入している小石などの異物を完全に取り除くことが可能な新方式の自動石抜撰穀機を発明。
 しかし、その際独自の技術開発の重要性を痛感し、自身の苦労経験と成功から、後進者の支援、技術開発による社会貢献を目的に昭和38年に撰穀機の特許権、意匠権の一部を寄付して設立されました。
 現在では発明者の支援・助成、農産物・食品の安全調査・研究・分析、検査装置の設計・製造・施工・販売をはじめ、青少年の創造性育成の場を大学などの教育機関と共に設けるなどの公益事業を通じて、科学技術の発展に貢献しています。

 
 

日本産・安心・環境の3重丸で食糧自給率を向上へ

── その財団が「食の3重丸セレクション」事業を始められたきっかけを教えてください。

阪本 平成21年から「ニッポンの食、がんばれ!セレクション」としてスタートし、現在は「食の3重丸セレクション」と改名しています。事業開始の頃には「事故米不正転売事件」や「食品産地偽装」などが相次ぎ、生活者の食の安全性への不安が広がりました。加えて日本の食糧自給率もカロリーベースで4割となり主要国では最低レベルになり、さらにはCO2削減などの環境問題も起こっていました。
 当時、財団の会長だった雜賀氏の理念を基に、食品検査により安心を担保し、環境負荷の少ない製法で、国産原料を使った食品を選定推奨することで食糧自給率の向上を目指して同事業をスタートさせました。
 新聞広告やWebなどのメディアで広く食品製造業者に募集をすると同時に、食の安全に関するイベント、受賞製品の販売会なども実施し、食品安全や食糧自給率向上の意義などを訴えてきました。
 中日新聞さんには紙面での募集告知や受賞製品の紹介にとどまらず、フォーラムや評価会の開催や流通店舗での販売会などのご協力をいただきました。

── 4月17日からの2018年製品募集から審査基準が大きく変わるのですね。

阪本 これまで味については敢えて審査対象にしていなかったのですが、生活者からの要望も強く、審査基準に入れました。「環境」は「安心」に含め、「日本産」、「安心」、「美味しさ」の3重丸とします。
 味は嗜好性や地域性はありますが、専門家だけでなく東・名・阪の生活者にも審査に参加してもらって、生活現場の声も反映させます。


 
 

きっと良くなる日本の食

●受賞製品発表

中日新聞2017年1月6日付朝刊

── より生活者のためになるものとして再スタートを切るわけですね。

小山 安心な食品を食べてもらうだけでなく、心とからだの健康のために、ご家庭で作ってもらうような食生活の在り方やレシピなどの情報をホームページを大々的に変えて生活者に発信できれば良いと思っています。

阪本 四季折々の色々な食事は日本の良いところの一つだったはずですが、今はそれが忘れられていると感じます。
 現在はこの事業の対象は加工食品ですが、将来的には“3重丸の野菜”など、広げていければと考えています。

小山 国産原材料の確保をはじめ、保存料等添加物を控える面でも、食品製造者は大変な努力をされています。
 この事業を通じて、生産農家も含め、作り手の皆さんと生活者の架け橋になりたいのです。その思いとこだわりで訴え続けて行けば、良いサイクルを生み出し、更に社会が幸せになると信じています。
 ですから、中部地区で大きな発信力のある中日新聞さんにはこれまで同様、ぜひお手伝いをお願いしたいと思います。

── 当社は第2期から8年の長きにわたりお手伝いさせていただいています。生活者も生産者も当社の読者であり、地域貢献事業と考えております。今後も紙面だけでなく、事業も含め財団の目標達成に尽力させていただきます。本日はありがとうございました。

 

●トップインタビュー

  ●催事載録

中日新聞2010年12月14日付朝刊

  中日新聞2012年9月5日付朝刊

●販売会告知
 

中日新聞2014年11月5日付朝刊半5段

  中日新聞2014年12月22日付朝刊半5段
 
2017年
3・4月号
(Vol.355)

●中日新聞×名大社●
 『新卒学生向け就職イベント』開催!

●東京新聞朝刊●
3日間限定!「さよなら都電
7000形記念バス」特別運行

~東海のナンバーワン&オンリーワン~

全国有数の山車文化を誇る東海エリア
~ユネスコ無形文化遺産登録の
3分の1が東海エリア

(文・写真/増田幸弘)

三重県亀山市

宿場町で歴史を楽しむ

●4月1日金城ふ頭に待望のオープン
 中日新聞社オフィシャルパートナー
「LEGOLAND® Japan」特集

●「浜松都田工場」完工
 東海本社版別刷り16ページで特集!本版でも3ページで掲載

●東日本大震災から6年
地震を学び未来へ生かす
 まちづくりから減災を考える
シンポジウム

2016 中日新聞エリア広告賞決定
AD BALLOON企画レポート

●東京新聞朝刊●
「2月21日は、国際母語デー」
 この世界は、たくさんの
言葉でできている

●中日新聞(岐阜県版)朝刊●
 岐阜県 古田県政4期目スタート!

●中日新聞朝刊●
 中日新聞創業130周年×ANA「おやこ記者」を6都市に派遣!

●中日新聞朝刊●
 「お伊勢さん菓子博2017」50日前特集

●中日新聞朝刊●
 脈々と続く創造の精神
 発明王「豊田佐吉生誕150周年特集」

●中日新聞朝刊●
 「新東名高速道路開通1周年」

●東京新聞朝刊●
 施設で働く介護職の方々の想いや
日常を特集!

●中日新聞朝刊・中日スポーツ●
 ナゴヤドームがさらに楽しく!
 「ナゴヤドーム新ビジョン特集」 

●東京新聞朝刊●
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特別企画」開催

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