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【千葉】振り込め詐欺 被害17億円 前年比3倍 昨年
二〇一一年に県内で発生した振り込め詐欺件数は七百五十七件、被害総額は約十六億八千万円(カード引き出し額を含む)に上ったことが二十七日、県警捜査二課のまとめで分かった。前年比四百五十四件、二・五倍の大幅増で、被害額も約三倍に増えた。振込額に上限がある現金自動預払機(ATM)に代わり、一度に高額を受け取れる「現金手渡し型」が増えたことが、被害額を押し上げた。 (宇田薫) 七百五十七件のうち、現金手渡し型は約二割の百七十九件、被害額は約五億一千八百万円だった。被害者宅に息子や孫を名乗り「金が入り用になった。代理の人間が取りに行く」と電話をかける手口で、六月までは一カ月に一けた台で推移したが、七月以降一気に増えたという。被害額が千八百八十万円で最高だった市川市の女性も、このケースだった。 警察官をかたり、暗証番号を聞き出した後に被害者宅でキャッシュカードをだまし取る被害も昨年多発し、二百十五件、引き出された額は約四億六千万円に上った。 被害は京葉東葛地域が目立ち、捜査幹部は「東京近辺を拠点とする実行犯グループから、近い場所が狙われている」と推測する。 県警は昨年、現金の受け取り役など八十四人(前年比三十八人増)を摘発したが、受け取り役はインターネットなどを介して雇われた人間がほとんどで「上部組織に結び付きにくい」という。 振り込め詐欺の被害は今年も既に三十一件と、多発傾向が続く。同課は「在宅時、留守番電話にしておくだけでも被害を防ぐ一手になる」と警戒を呼び掛けている。 PR情報
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