東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

驚き、感激の黒板アート 松戸・北部小で美大生ら描く

「飛び出すニワトリ」の絵を見る児童たち。驚いたふりをしているのは作者の傍嶋賢さん=松戸市で

写真

 冬休み明けに登校した子どもたちに、教室の黒板にチョークで描いた絵を披露する「黒板ジャック」が十日、松戸市立北部小学校であった。この日、新年になって初めて登校した児童たちは予想外の黒板アートに、「すごい」「きれい」と驚きや感激の声を上げた。

 作品は、武蔵野美術大学(東京都小平市)の学生ら六人が、同校の冬休みの六日に八時間をかけて、六年生三学級など計六教室の黒板にそれぞれ描いた。

 同大三年の鈴木蘭菜(らな)さん(22)は毛並みもくっきりの猫で、地元の聖徳大四年の冨岡美咲さん(22)はお菓子が星々のカラフルな宇宙で黒板ジャック。画家の傍嶋賢さん(37)=茨城県取手市=は酉(とり)年にちなんでニワトリが飛び出すように見える作品を描き「子どもたちが殻や壁を破ってほしいという思いを込めた」と話した。

 卒業を控えた六年生に向けた花束や、「夢を持ち続けてほしい」と願って描いた、輝く城を目指す鳥に乗った子どもの絵もあり、児童たちは「ニワトリの顔がぐっと出てきた」「とてもきれい」と楽しんでいた。

 全児童が見終えた後、六年生の教室の三作品は消された。集会室など残り三教室の絵は二十日の参観日、保護者の見学後に消す。

 芸術を生かした松戸の街づくりに取り組む一般社団法人「PAIR(ペア)」と住民団体「松戸まちづくり会議」が、アートの魅力を児童に体感してもらおうと、昨年二月の市立相模台小に続き企画した。 (飯田克志)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by