東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

売り込め「おらが街」 浦安市がPR映像、習志野市は「BOOK」

浦安市のシティプロモーションムービー。「ウサヤル星人」が魚市場を訪ねる=同市提供

写真

 浦安市は、宇宙のかなたからやって来た「ウサヤル星人」が市の魅力を探るPR映像を、習志野市はコンセプトブックをそれぞれ作り、シティセールスに力を入れている。市の情報を市内外に発信することで、移住や定住を促すのが狙いだ。これらの取り組みには、両市のPRだけでなく、将来的な高齢化や若年層の転出といった課題も見える。 (村上豊)

 浦安市は、二千三百万円かけてシティプロモーションムービーを制作。「ウサヤル(USAYARU)星人」が、浦安(URAYASU)市内の魚市場やつくだ煮屋から、整然とした住宅街までを訪れる設定で、新旧の町並みを三分半ほどの映像で紹介している。

 昨年十二月から今月にかけて、近隣の映画館やJR京葉線などで放映。浦安市のホームページ(HP)からも専用サイトにアクセスできる。

 市は現状について、東京ディズニーランドなどで知名度があるが、理解度や独自性が乏しく、市民の将来への期待度がやや低いと分析。埋め立て地の計画的な都市開発から、市民に希望を与える町づくりが必要としている。

 昨年五月に近隣市区との比較調査をしたところ、近くの自治体ほど浦安市を住宅地として評価している一方で、未婚男性の評価は低かった。市は今後、市外への積極的な情報発信や、他自治体との差別化を図っていく。

 市シティプロモーション推進室の担当者は「将来的な高齢化を見据えて、財政力の豊かさだけでなく市民サービスの充実をPRしたい」と話す。

習志野市のコンセプトブックに出てくる京成津田沼駅=同市提供

写真

 習志野市は、三十万円弱かけて「シティセールスコンセプトBOOK」を三百部作製した。一辺十九センチの正方形で五十六ページ、海浜公園や京成津田沼駅の写真も掲載。市職員に配布して全庁を挙げて市の魅力を売り込む。

 市の人口が二〇一九年の十七万四千人をピークに、四一年には十六万人まで減少すると予想される中、東京都心や空港へのアクセスの良さのほか、商業施設の充実による「住みやすさ」に着目。就職世代の東京への転出対策に重点を置く。

 ターゲットの一つが市内在住や近隣の大学生約二万五千人。しかし、市内の大学に通う学生の八割は県外での就職を希望しているため、卒業後も住んでもらえるように地元企業の情報などを発信していく。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報



ピックアップ
Recommended by