東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

発着時間拡大の再検討を 成田の空港騒対協が県に要望書

森田健作知事(右)に要望書を手渡す成尾政美会長=県庁で

写真

 成田市の航空機騒音直下の住民でつくる成田空港騒音対策地域連絡協議会(騒対協)は十一日、成田空港の深夜・早朝の発着時間拡大の再検討などを求める四項目の要望書を県に提出した。要望を受け、森田健作知事は「皆さんの苦しい立場は理解している。国や成田国際空港会社(NAA)には、より一層、丁寧に誠意を持って対応するよう強く働き掛ける」と話した。

 国とNAAは昨年十月から空港の機能強化案の地元説明会を続けている。県によると、これまでに周辺五市町で六十五回開いた。

 ただ住民は、午前五時〜翌日午前一時に発着時間を拡大する案に強く反発。要望書では「一日のうちわずか四時間しか睡眠時間が確保されないのはあまりに非常識。住民すべて反対と言っても過言ではない」としている。

 知事との面談で、騒対協の成尾政美(まさよし)会長は「今後、空港の機能強化の検討が進むが、住民の思いに寄り添った内容になるよう、県に強いリーダーシップを発揮してほしい」と訴えた。

 要望書ではほかに、航空機落下物の抜本対策を示すよう国などに強く働き掛けること▽住宅の移転補償などの対象区域の線引きについて集落の分断を避けること▽空港誘致で地域も発展したと実感できるインフラ・将来像の提示−を盛り込んだ。 (服部利崇)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by