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【千葉】

子育て支援、五輪準備で論戦 知事選立候補予定者が千葉で討論会

 九日に告示される知事選(二十六日投開票)を前に、立候補予定者の討論会が二月二十八日夜、千葉市の県教育会館であった。前浦安市長の松崎秀樹さん(67)、三選を目指す現職知事の森田健作さん(67)、市民団体が推す元県立高校教諭の角谷(すみや)信一さん(62)=立候補の表明順=が出席。子育て支援策や二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向けた県の未来像について持論を展開した。 (柚木まり、中山岳)

 討論会は、日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会が主催。三人は傍聴に訪れた約三百人の前で、主催者側が用意した質問に答えた。

 子育て支援策について、森田さんは「待機児童解消のため、二〇一六年度までに県内の保育所などの定員を三万人増やした。一七年度はさらに七千人増を進める。保育士の給料加算も国に要望した」とこれまでの実績を強調。

 松崎さんは「東京都と千葉県は地域で保育士の手当に格差がある。県が対応すべき問題だ」と指摘した。

 角谷さんは「保育士の待遇改善は大事だが、県有地を有効活用するなど、認可保育所の増設に力を入れたい」と述べた。

 二〇年東京五輪・パラリンピックに向けた施策では、松崎さんは「仮設費用の県負担が問題。招致委員会が過去に出した総事業費が後で三倍、四倍になったのを見ると、不安になる。日本文化を発信する仕掛けを県として出すべきだ」と話した。

 角谷さんは「教え子に、五輪を目指す生徒がいる。けがと戦いながら頑張るアスリートをサポートしたい。世界が一つになれる祭典になるよう、県として努力したい」と述べた。

 森田さんは「安心安全のため、移動交番や防犯ボックスを増やす。選手らに、試合をしたい、海鮮丼を食べてみたいと思われることが今後の千葉の盛り上がりにつながる」と話した。

 昨年、選挙権年齢が引き下げられたことに伴い、知事選としては初めて十八歳、十九歳が投票する。若者の政治参加を進める施策について、角谷さんは生徒会活動を指導した経験を挙げ「子どもたちが政治の主人公と感じられるような教育を県全体に広げたい」と強調した。

 森田さんは「政治家は、若者に関心をもたれる話をし、口だけでなく努力することが大切」と話した。

 松崎さんは「若者の政治参加に(行政などの)情報公開は不可欠だ」との見方を示した。

 知事選は、他に元建設会員の竹浪永和(ひさかず)さん(42)が立候補を表明している。

 

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