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【千葉】

野田のコウノトリ 卵3個温め始める 6月、試験放鳥へ

巣に置かれた卵を温めようとする「コウくん」。卵のうち2個は偽の卵(モニター画面の映像)=野田市で

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 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む野田市の飼育施設「こうのとりの里」で三月三十一日、コウノトリのつがいが、埼玉県こども動物自然公園(同県東松山市)から運ばれてきた卵三つを温め始めた。ふ化したヒナが順調に育てば、巣立ち直後の六月中旬−下旬に、放鳥後の状況を追跡調査する三度目の試験放鳥を実施する。

 飼育施設のつがい、雄の「コウくん」と雌の「コウちゃん」が温めている卵は、動物自然公園のコウノトリが三月四日〜十日に産卵したもので、三十日に飼育施設に四個が運ばれてきた。このうち有精卵とみられる卵三個を、飼育員が三十一日、巣に移して、つがいが抱卵した。四月上旬にはヒナがふ化する見込み。

 野田市は、二月八日から鳥インフルエンザ対策のため休館としてきた飼育施設を四月一日から公開する。つがいは、非公開の小型飼育舎で飼育しており、見学者はモニターでつがいの様子を観察できる。

 大型飼育舎では二〇一三年に生まれた雌の「サクラ」を見られる。飼育施設には、三羽のほかに別の非公開の小型飼育舎にサクラのきょうだいの雄の「つばさ」がいる。

 市は一五年に最初の試験放鳥を行い、雄三羽と雌一羽が滋賀県長浜市や新潟県長岡市などで元気に過ごしている(三十日現在)。 (飯田克志)

 

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