東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

「在学中に暴行や暴言」 千葉市の中学卒業生が市と同級生を提訴

 千葉市の市立中学校に通っていた際、同じ陸上部の同学年の男子生徒三人から暴言などのいじめを受け、精神的苦痛を受けたとして、高校二年の男子生徒(16)が十日、当時の同級生三人と千葉市を相手に、慰謝料など計三百三十万円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こした。

 訴状によると、原告の男子生徒は二〇一三年四月、中学校に入学。一三〜一四年度に、陸上部の三人から、継続的に殴る、蹴るの暴力を受けたり、「死ね」「キモイ」などの暴言を受けたりした。複数回にわたり、一回数百円〜数千円の現金をとられたとも主張している。

 男子生徒は一四年二月、精神的に追い詰められ過呼吸で倒れ、一五年四月、いじめが原因で陸上部を辞めた。その後、中学は卒業し、県外の高校に通っている。

 訴状で原告側は、陸上部の顧問や担任教諭、千葉市は一四年二月にいじめを把握したのに防止策を取らず、原告の生徒の安全に配慮する義務を怠ったと主張している。原告の生徒は代理人弁護士を通じて「中学生の時間を返してほしい」とコメントを出した。

 千葉市教育委員会教育支援課の担当者は、この中学校でいじめがあったことを認めたが「訴状が届いておらず、現段階でコメントできない」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by