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【千葉】

千葉市の待機児童 前年同期比22人増の33人

待機児童数について会見する熊谷俊人市長=千葉市役所で

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 千葉市は十三日、認可保育所に入れない待機児童数が、今月一日現在で前年同期に比べて二十二人多い三十三人だったと発表した。二年連続で待機児童ゼロを達成できなかった。特定の保育所を希望したり、認可外施設を利用する「潜在的待機児童」は五百九十九人で、前年同期比で三十三人の減となった。 (柚木まり)

 市によると、二〇一七年度の入所申込者数は、前年同期に比べ八百七十六人増えて一万六千二百三十二人に上った。これに対し、民間保育所で保育士が三十七人不足し、児童の受け入れ人数が三百三十人減ったことなどから、待機児童の増加につながったという。

 潜在的待機児童数は、自宅の近くなど特定の保育所に入れなかったり、認可施設に入れず、認可外施設を利用する児童が含まれる。厚生労働省が新たな定義とした、職場復帰を望んでいるのに、保育所に子どもを入れられず育休を取得したケースを含む待機児童数は、四十八人だった。

 今回の結果を受け、市は、待機児童解消のため、さらなる受け入れ施設の大幅拡充や保育士確保のため「緊急アクションプラン」の策定を決めた。市は一六年度に保育所を五十一カ所、定員を千二十五人増やし、一七年度には四十三カ所、定員千百八十八人の拡充を既に決めていた。

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 緊急アクションプランでは、花見川区や中央区など、待機児童数の多い地域を中心に受け入れ施設を拡充し、保育士確保策に取り組む。県が独自の保育士の賃金加算を検討していることもあり、動向を見ながら対策を講じていくという。

 熊谷俊人市長は十三日の定例会見で、「入所申込者数がこれだけ増え、受け皿を過去最高レベルで整備したが、かなり苦しかった。今後も手を緩めるわけにはいかず、安心して子どもを預けられる環境をつくりたい」と述べた。

 

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