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【千葉】

知られざる「鳥の子育て」 我孫子で企画展 ジオラマ、剥製で紹介

ジオラマや剥製で、鳥の繁殖や営巣活動を紹介している企画展=我孫子市の市鳥の博物館で

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 ジオラマや剥製で、鳥類の繁殖、営巣活動を紹介する企画展「鳥の子育て」が、我孫子市高野山の市鳥の博物館で開かれている。卵やひなを守るために親鳥がこらす工夫、知られざる生態がうかがえる。

 鳥類のほとんどは、年に一回の繁殖だが、セッカやツバメは複数回、産卵する。特にセッカは、生まれた幼鳥の雌がその年のうちに繁殖を始めるという珍しい生態で知られる。

 鳥類の「夫婦関係」は、九割が一夫一妻。ただ、手賀沼畔でも巣をつくるオオヨシキリは、一羽の雄の縄張りに、二〜五羽の雌が入って繁殖する一夫多妻だ。

 ジオラマは、さまざまな鳥の巣の形、ひなへの餌やりの様子などを紹介。我孫子市の鳥のオオバンは、水辺のヨシ原に草の茎を積み重ねて作った巣の上で産卵し、ひなを育てる。

 卵、ひなの捕食防止手段の一つが「擬傷(ぎしょう)」。コチドリの親がけがを装い、外敵を巣から離れた場所に誘導する行動が、再現されている。

 企画展は六月二十五日まで。入館料は一般三百円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは同館=電04(7185)2212=へ。 (堀場達)

 

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