東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

駅員に盲導犬講習 船橋競馬場駅で京成が初実施

盲導犬を連れた視覚障害者について学ぶ駅員ら=船橋市の京成船橋競馬場駅で

写真

 盲導犬を連れた視覚障害者への理解を深め、事故を防止しようと、京成電鉄の駅長や駅員らを対象にした講習が十七日、船橋競馬場駅(船橋市)であった。昨年八月に都内の地下鉄ホームで視覚障害者が転落死する事故が起きるなどしたため、国は再発防止策を進めている。これを受け同社が初めて行い、午前と午後の二回の講習に計九十三人が参加した。 (保母哲)

 盲導犬二頭も参加した講習で、講師を務めたのは日本盲導犬協会神奈川訓練センターの職員四人ら。駅構内は電車が通るだけでなく、ホームや改札、階段、エレベーターなどがあることから、職員は「視覚障害者にとって、駅は非常に危険な場所」と指摘した。

 また、白杖(はくじょう)を持っていても、全盲の人や視野が狭い人など、障害の程度はさまざまなことを説明。「まず声をかけ、その人がどういうニーズを持っているかを知ることが大切」と強調した。

 参加した駅員たちは、視覚障害を実際に体験するためアイマスクをし、白杖を手に階段を上がったり、改札を通るなどした。

 京成電鉄によると、同社の路線で視覚障害者の駅ホーム転落事故は、二〇一四年に二件あった。一五、一六年はゼロ。事故防止用のホームドアは一七年度中に日暮里駅下り線ホームに初めて整備し、同年度中に上り線ホームでホーム柵を設ける。上野駅では二〇年の東京五輪・パラリンピックまでにホーム柵を整備する予定という。 

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by