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【千葉】

千葉市長選 共産推薦の大野さんが出馬表明 「市民大切にする市に」

千葉市長選に立候補を表明した大野隆さん=千葉市役所で

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 任期満了に伴う千葉市長選(五月十四日告示、二十八日投開票)で、共産党が推薦する党県中部地区委員会の准委員の大野隆さん(47)が十七日、無所属での立候補を表明した。昨年十一月に立候補を表明し、三選を目指す現職の熊谷俊人市長(39)については、自民、民進、公明各党と市民ネットワークが応援することを打ち出し、現職が着々と支持を固めている。 (柚木まり)

 十七日午後、千葉市役所で記者会見した大野さんは「財政健全化を理由に福祉に回すべき財源をカットし、市民が疲弊している」と熊谷市政を批判。「一人一人の市民を大切にする千葉市政に変えたい」と抱負を述べた。

 大野さんは重点政策に、市内小中学校の普通教室のエアコン設置や、耐震化工事を実施した上での市役所本庁舎の継続使用、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の幕張新都心への誘致反対などを挙げた。共産党県中部地区委員会などでつくる「あたらしい千葉・みんなの会」が擁立。近く政策協定を結ぶ。

 大野さんは、東京都中野区出身で、一九九七年から千葉市花見川区在住。パソコン教室経営などを経て、二〇一六年一月から党県中部地区委員会で勤務している。

◆自公民ネット 現職応援

 「市のためにやっていける人とは党派を超えてやってきた。一緒に輪の中に入っていただければありがたい。頑張ってきて良かったと思う」

 熊谷俊人市長は今月十三日の定例会見で、記者の質問にそう答えた。自民党の桜田義孝県連会長が八日の県連大会後、「政策的に違いが無く、応援する方向だ」と明言したことを受け、発言した。

 昨年十一月の立候補表明会見で熊谷市長は、二〇一三年の前回選と同様、特定の政党の推薦を受けない「市民党」を掲げ、無所属で立候補する方針を示している。

 市長選を巡っては、市議会最大会派の自民党は、前回選に続き対抗馬の擁立を断念。熊谷市長の出身政党の旧民主党の流れをくむ民進党県連は支持を決定。公明党市議団は「信頼関係を築いてきた」と政策協定を結び、党県本部が支持を決めている。市民ネットの市議が所属する「市民ネットワークちば」も熊谷市長を応援する。

 これに対し、市民団体と連携し、推薦候補の擁立が決まった共産党は十七日、「実りある対案と政策を掲げて戦いたい」(党県中部地区委員長)と述べた。

 

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