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【千葉】

銚子市長選 候補者の横顔

 銚子市長選(二十三日投開票)は、いずれも無所属で、新人で元市議の椎名亮太さん(32)と元市長の野平匡邦(まさくに)さん(69)、現職の越川信一さん(55)の三人の争いとなった。深刻な人口減少や財政難の打開策などを争点に精力的に支持を訴えている。三人の候補者の横顔を紹介する。(上から届け出順) (渡辺陽太郎)

◆スピード感のある行革を

椎名亮太(しいな・りょうた)さん32無新

 「現市政の行財政改革はスピード感がない。自分が市長になるしかない」

 国をよくしたいと政治を志した。国を支えるのは地方だと気付き「まずは古里・銚子の復活だ」と二〇一五年の市議選に立候補し、トップ当選を果たした。市議の任期を残しての市長選出馬に、支援者からは懸念の声も出たが、「手遅れになってはいけない」と訴え、理解を得たという。市職員の人件費見直しや適切な評価制度を確立し、しがらみのない行政を目指す。

 趣味は食べ歩き。居酒屋などで仲間との談笑や人との出会いが楽しみという。「市長になっても食べ歩きを続け、市民と気軽に街づくりを話し合いたい」。座右の銘は「諸行無常」。父と母、妹と暮らす。

◆事業誘致で地域を活性化

野平匡邦(のひら・まさくに)さん69無元<2>

 市長選では当選二回、落選二回を経験した。「最後の奉公だ」として、今回が五回目の挑戦となる。

 市では人口減少が続き、税収減が加速。厳しい財政状況が続くが、「銚子が(財政破綻した)北海道夕張市のようになるなんて間違いだ」と強調する。

 市長時代には千葉科学大を誘致した。公約には国家戦略特区を利用した洋上風力発電や、千葉科学大への水産学部誘致などを掲げる。「民間の資金を活用することで、市の財政を痛めず、地域を活性化できる」と語る。

 市長時代には、議会との対立が指摘されたが、「いい関係を築けるようにしたい」と話す。座右の銘は「一期一会」。妻と二人で暮らす。

◆市民に寄り添う市政継続

越川信一(こしかわ・しんいち)さん55無現<1>

 「財政再建を進めながら、新たな財源もつくり、銚子を成長させる」

 市長就任直後、任期中に三十二億円の赤字になるとの予測が出た。事業仕分けやごみ袋値上げなどを実施し、二〇一五年度、一般会計で五年ぶりの黒字を達成した。「堅実にやって来た施策に、間違いはなかった」と自信を見せる。

 一期半務めた市議時代、巨額の赤字を抱える市立病院のあり方など、さまざまな市政の課題に直面した。だが、当時の野平市政は議会と対立し、混乱を生んだと指摘する。

 「再び混乱と対立の市政に戻っては駄目だ。市民に寄り添う市政を継続したい」と意気込む。座右の銘は「冷静な情熱」。妻と二人暮らし。

 

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