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【千葉】

団塊世代の生き方問う 市川拠点の劇団が22、23日上演

公演に向け、熱のこもった稽古を重ねる団員たち=市川市で

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 市川市を拠点に活動するシニア劇団「波瀾(はらん)ばんばん座」の公演が二十二、二十三日、市内で行われる。二〇一三年の旗揚げ公演以来、四回目となり、今回は初めてオリジナル作品「私は今日まで生きてきました」を上演する。会社員時代や定年退職後など団員たちの経験を随所に織り込み、団塊世代の生き方を問いかけながら「輝くシニア」を目指すストーリー。十八日には市内で最後の通し稽古が行われた。 (保母哲)

 現在の団員は女性十五人、男性七人の計二十二人。市川市内をはじめ、近隣の船橋、松戸、鎌ケ谷市、東京都江戸川区などから参加している。六十歳以上のアマチュアがメンバーの劇団発足は、県内初だったという。

 初公演は「飢餓海峡」で、一四年に「甘柿・しぶ柿・つるし柿」、一六年には「がめつい奴」を演じた。また、落語芝居の出前公演やミニ朗読の公演も続けている。

 今回の作品づくりは、昨年夏、団員たちの経験談を聞くことから始まった。仕事一筋だった夫、出産と子育て、幼いころの思い出、夫婦げんか−。場面に合わせた昭和期の歌謡曲やオリジナル曲も交えた。上演時間は約二時間。

 団員たちは昨年十一月から稽古を重ねており、脚本と演出・美術を担った吉原広さん(67)は「団塊・シニア世代が老後、どう生きるかを描いた。仲間をつくり、集まり、お互いに刺激し合うことが大切になる」と説く。

 劇団を主宰する名倉ゆみこさん(49)は「シニア世代の多くが共感できる内容。輝くシニア世代になるための可能性がこめられている」と話し、来場を呼びかけている。

 二十二、二十三日の公演は市川市文化会館小ホールで、両日とも午前十一時、午後三時に開演。チケットは前売り二千円(当日二千五百円)。問い合わせは名倉さん=電090(6707)4800=へ。 

 

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