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【千葉】

手賀沼畔の施設 我孫子市が改修 レストランきょう開店

手賀沼を望む「米舞亭」で提供される目玉メニューの数々=我孫子市で

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 我孫子市高野山新田の手賀沼畔にある元県有施設「水の館」の大規模改修が終わり、農業振興と水環境啓発の複合拠点として再出発する準備が整った。全面再開を控え、市内農産物を中心食材に使うレストラン「旬菜厨房(ちゅうぼう) 米舞(まいまい)亭」が29日、1階フロアで先行開店する。 (堀場達)

 水の館は手賀沼に面した一部四階の建物で、一九九一年に開館した。水環境保全の啓発に用いられる県立施設だったが、県は行財政改革の一環で、建物と土地を市に無償譲渡。市は啓発に加え、地元農業の活性化や、立地を生かした集客に役立てていこうと昨年六月、約五億三千万円を投じた改修に乗り出した。

 建物のうち、二階はオフィスフロアで、今月から市の手賀沼課、農政課などが入った。集客を担う一階は、米舞亭と六月三日に開店の農産物直売所「あびこん」、五月十四日にオープンする沼や周辺にすむ生きものの情報展示室「手賀沼ステーション」が入る。

 米舞亭とあびこんを運営するのは市に指定管理を委託された「あびベジ」(大炊(おおい)三枝子社長)。二〇一一年に農家四十四人が加わる農事組合法人として設立され、昨年四月に株式会社化。現在は別の市有地で直売所を営む。

 米舞亭の特徴を、大炊社長は「我孫子で生産量の多い米を主役にした農家レストラン。四季折々の野菜も味わっていただきたい」と説明する。小鉢総菜や漬物付きの「おむすびセット」(五百六十〜六百円)、「野菜たっぷりカレー」(六百円)が看板メニュー。野菜たっぷりサンドイッチ(三百五十円)、米粉入りのシフォンケーキ(三百五十円)などの軽食も提供する。

 室内四十席、屋外テラス二十席で、眼前に迫る手賀沼の眺望も魅力的。シェフを務める岩井久夫さん(57)は「地元の素材を生かした料理を提供していく」と意気込む。初年度の売り上げ目標は五千万円という。あびこんの売り場面積は約二百十七平方メートルで、現在運営する直売所(約百十四平方メートル)の倍近くの広さ。きんぴらやコロッケといった総菜、まんじゅうなどを作る農産物加工場も併設され、大炊社長は、初年度の売り上げを二億四千万円と見込んでいる。

 

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