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【千葉】

旧小学校舎や駅など舞台に アートで伝える市原の魅力

2014年の芸術祭でも開催された「おにぎりのための運動会」=市原市で(中村脩さん撮影)

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 市原市内の旧小学校舎や美術館、駅を会場にした芸術祭「いちはらアート×ミックス2017」が、十四日まで開かれている。市内外の芸術家ら三十一組が、市内七つのエリアで絵画や造形物といった多彩な現代アート約四十点を展示し、イベントも開催している。 (中山岳)

 芸術祭は二〇一四年に続き二回目。市原市南部の里山が広がる地域の魅力を広めようと、地域住民や市でつくる実行委員会が企画した。市原湖畔美術館(同市不入)、旧月出小学校舎(月出)、旧里見小学校舎(徳氏)など七つのエリアで作品を展示。各エリアを通る小湊鉄道の里見、飯給(いたぶ)、月崎、上総大久保の各駅舎にも作品を飾っている。

 旧月出小校舎では、個人や舞踏団など計八組が作品を展示したり、公演したりしている。メキシコ在住の美術家岡田杏里さん(27)は、張り子の人形などの作品を展示。メキシコの先住民の文化を研究している岡田さんは、同国で見た張り子に興味を持ち、制作に取り入れたという。

 七つのエリアの各会場ごとに三百〜八百円の鑑賞料が必要だが、一部に無料の鑑賞スペースもある。期間中、全てのエリアで一回ずつ自由に鑑賞できるパスポートがあり、一般二千円、高校・大学・専門学校生千円で販売。中学生以下は無料で鑑賞できる。

美術家岡田杏里さんが旧月出小学校舎で展示している張り子などの作品

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 期間中はイベントも開かれており、「おにぎりのための運動会」は旧里見小で、十四日午前十一時に開く。参加者は、発泡スチロール製の高さ約一・五メートルのおにぎりを転がす競技や、玉入れなどを体験。競技終了後は、市原市産のコメで作ったおにぎりや卵焼きを味わう。予約が必要で、参加費は小学生以上五百円、三歳〜小学生未満三百円。三歳未満は無料。

 実行委員会メンバーの松本靖彦さん(74)=市原市飯給=は「昔ながらの里山の風景と、さまざまなアートが楽しめるので、多くの方に来てほしい」と話している。

 会場を無料で巡るバスも運行する。問い合わせは、実行委員会事務局=電0436(50)1160=へ。

 

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