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【千葉】

「残したい」流山の街並みをジオラマに 久保さん作品を20日から展示

地元流山の街並みのジオラマを創作する久保達夫さん=流山市で

写真

 流山市でパソコン教室「熟年工房」を主宰する久保達夫さん(65)は、流山の街並みを、三十分の一のサイズで再現したジオラマを作り続けている。パソコンや工作機を駆使したオリジナル作品。今も古い町家が残る同市流山本町地区などのジオラマ百三十点を、二十日から二十八日まで同市施設「一茶双樹記念館」で展示する。 (飯田克志)

 久保さんは元IT会社のエンジニア。五十二歳のときに退職し、二〇〇四年に工房を始めた。ジオラマは小学生のころ、鉄道模型や映画「ゴジラ」を見て興味を持った。変わりゆく流山の街並みを残したいと、一三年からコンピューターの知識と技術を生かし、趣味でジオラマを作り始めた。

 製作はまず、自分で撮影した町家の写真などをパソコンに取り込む。画像処理ソフトでゆがみや傾きを補正した画像を基に、別のソフトで模型の設計図を作る。工作機に設計図のデータを読み込ませ、模型の部品をボール紙で切り出す。

 ここからの仕上げは手作業。部品に着色し、組み立てて完成。飾りやすいように模型の奥行きは五センチにしている。久保さんは「二・五次元の模型」と笑うが、瓶など生活感を出す小物は、3Dプリンターでリアルに再現するこだわりよう。

 展示会場には工房の生徒の作品を含め、昭和三十〜四十年代の流山本町地区や、久保さんが住む同市江戸川台の現代の街並みなどのジオラマが並ぶ。久保さんは「建築家になりたかったから、できるだけ自分で作り、完成したときの達成感はたまらない」と話す。

 二十二日休館。入館は大人百円、小中学生五十円。問い合わせは、一茶双樹記念館管理事務所=電04(7150)5750=へ。

 

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