東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

千葉市長選 候補者の熊谷さん、大野さんがネット討論会

 二十八日投開票の千葉市長選で、立候補者二人によるインターネット討論会が十七日夜、千葉市中央区で開かれた。いずれも無所属で、三選を目指す現職の熊谷俊人さん(39)と、新人で共産党県中部地区委員会の准地区委員の大野隆さん(48)=共産推薦=が、市政の課題や解決策について持論を展開した。

 ネット討論会は日本青年会議所が、若者を中心に政治参加の意識を高め、投票率向上につなげようと企画。午後九時からの一時間半、動画サイト「ニコニコ生放送」などで生中継し、一万人以上が見た。

 熊谷さんは、市長選の争点を「未来志向の責任ある市政の継続の是非」とし、「限られた財源の中で高齢者や子育て世代、それぞれの世代に対し、最も良いお金の使い方を知恵を凝らしてやっていく」と語った。

 その上で、責任ある財政運営と財政危機の克服、子育て支援の充実、市全体のまちの活性化を掲げた。

 大野さんは「一人一人が大切にされる市政か、効率の良さを市が判断した市政か」を争点とし、「効率だけで行政を回すのでなく、生活に困っている人の声を基本に税金の使い方を根本から変える」と訴えた。

 小中学校普通教室のエアコン設置や国民健康保険料の引き下げ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致反対を掲げた。

 小中学校へのエアコン設置を巡っては、熊谷さんは「設置には七十億円が必要で、安易な選択はできない。教育予算の使い方としてベストか議論を深めて判断すべきだ」と主張。大野さんは「実際に熱中症で具合が悪くなった子どもがいる。エアコン設置は一人一人の市民が大切にされていない、象徴的問題だ」と述べた。

 公職選挙法の規定では、選挙期間中、候補者以外の第三者が、聴衆を呼んで候補者の個人演説会を開くことを禁じている。このため、ネット討論会は聴衆を入れず、動画の配信だけ行った。 (柚木まり)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by