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【千葉】

保育士2割「退職考える」 県が調査「給料安い」「休み少ない」

 県は、県内保育士の実態を調査した結果を発表した。現在働いている保育士の二割が、賃金の安さなどを理由に「退職を考えている」と回答。保育需要の高まりで保育士が不足する中、人材確保に向けて労働条件の改善の必要性が浮き彫りになった。

 現役の保育士が退職を考えている理由として「給料が安い」(24%)、「休暇が少ない」(16・1%)、「就業時間が長い」(10・3%)と、労働条件が多く挙がった。それ以外では責任の重さや保護者対応、保育事故など保育の仕事への不安で、「他業種への興味」は4・9%だった。

 自由に書き込む意見欄には、「私立保育園で働いているが、公立との待遇が違いすぎる」「責任・労力に賃金が見合わない」「自分の子どもを見てくれる人がおらず、子育てしながら保育士をするのは難しい」といった声が寄せられた。

 一方、働いていない「潜在保育士」のうち、六割は条件が改善されれば就業の可能性があるとし、二割は今後も保育士として働くつもりがないと答えた。就業しない理由では現役の保育士と同じく、労働条件の悪さが高い割合を占めた。

 実態調査は、昨年十一月から今年二月に約五万三千人に調査表を郵送。約一万八千人が回答(回収率は34・64%)し、その六割が現役で、四割が潜在保育士だった。 (村上豊)

 

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