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【千葉】

「共謀罪」法案は人権侵害 千葉市で県民集会

「『共謀罪』法案反対」と声を上げて行進する参加者たち=千葉市中央区で

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 犯罪の合意を処罰する「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法改正案に反対する県民集会が十日、千葉市中央公園であった。県内の弁護士団体や労働組合などでつくる実行委員会が開き、約八百五十人(主催者発表)が集まった。参加者たちは、参議院で審議中の法案を廃案にするよう訴え、公園周辺をデモ行進した。

 集会で、実行委員長で自由法曹団千葉支部の藤野善夫弁護士は「衆議院などこれまでの審議で、法案に人権侵害の恐れがあることが明らかになっている。審議が十分でなく廃案にすべきだ」と訴えた。

 参加者たちは「『共謀罪』NO!」と書かれたビラなどを手に、デモ行進した。四街道市の女性(67)は「憲法は内心の自由を保障しているが、法案が成立すれば心のうちをのぞかれるような不自由さを感じそうで、こわい」と話した。

 法案は処罰対象を「組織的犯罪集団」とし、政府・与党が十八日までの国会会期内の成立を目指している。だが、捜査機関が意図的に市民団体などを組織的犯罪集団に認定する恐れや、犯罪と何の関わりもない市民も監視対象になる可能性が指摘されている。 (中山岳)

 

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