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【千葉】

ドローンの屋外練習場に注目 千葉、館山で新ビジネス

ポピー畑で開かれたドローン講習会=館山市のファミリーパークで

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 小型無人機「ドローン」の屋外練習場として、県内に注目が集まっている。都心に近く、自由に飛ばせる区域の多い立地条件に着目した企業が新たなビジネスチャンスにと動きだす一方で、観光施設を練習場として提供し、誘客につなげる取り組みも始まっている。 (山口登史)

 JR新検見川駅から車で七分、千葉市花見川区に三月、休耕田を活用したドローン練習場「HATA ドローンフィールド千葉」(約一万四千平方メートル)がオープンした。

 オープンしたのは、ドローンによる空撮を手掛ける「ダイヤサービス」(千葉市)。車でも電車でも都心からのアクセスが良く、平日は企業関係者、土日祝日は個人の愛好者が多く訪れており、技術に応じた講習会も開いている。

 ドローンの落下事故を受け、二〇一五年十二月に施行された改正航空法で、人口密集地や空港周辺などで飛ばすには国の許可が必要となった。このため、東京二十三区内では、ほぼ全域で屋外での飛行は困難になった。

 砂防関連企業に勤務する西村公志さん(51)=東京都品川区=は花見川区の練習場で、ドローンを高さ約一メートルの位置で飛ばし、二十分ほどで離陸地点に降ろす練習をしていた。「都内は屋外で手軽に練習できなかった。近い場所に練習場があり、助かる」と話す。

 ダイヤサービスの戸出智祐社長(41)は「ドローンをきっかけに、練習場から地域の店への人の流れをつくり、活性化の一助となれば」と話す。

 館山市布沼のレジャー施設「ファミリーパーク」は五月から、東京二十三区で屋内練習施設を運営する会社「ライオンズフィルム」(墨田区)の会員を対象に園内を練習場として開放している。五月中旬には初の講習会が開かれ、県内外から四人が参加。ファミリーパークにある約七千五百平方メートルのポピー畑で、参加者はカメラ付きのドローンを飛ばし、ライオンズフィルムのスタッフが操縦方法などを指導した。

 講習会に参加したゴルフ業界雑誌の出版社に勤務する片山太郎さん(26)=東京都国分寺市=は「都心からも近く、練習もしっかりできるので助かる」と話す。

 ファミリーパークの上條長永社長は「講習会の参加者に練習の動画を会員制交流サイト(SNS)などで発信してもらうことで、ファミリーパークの集客につながれば」と話している。

 

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