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【千葉】

障害者の地域生活をサポート 柏に24時間体制の拠点「あおば」完成

24時間体制で、相談を受け付ける地域生活支援拠点あおば=柏市で

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 障害者に地域で生活を続けてもらおうと、柏市は今春、二十四時間体制で障害者や家族らからの相談や緊急時の対応に当たる施設「地域生活支援拠点あおば」を、県内で初めて同市高田に整備した。運営は社会福祉法人・青葉会に委託。今秋には、別の法人が運営する市内で二カ所目の同様の拠点「たんぽぽ」がオープンする。 (堀場達)

 あおばは、木造二階建ての計三棟で、市有地に建設された。障害者や家族らからの相談を二十四時間、年中無休で受け付けるのが、最大の特長。緊急時には専門機関に取り次ぐ「ワンストップ」の役割も担う。

 障害者が自立に向けた練習などに取り組めるグループホームや、家族が休息を取るなどの際に利用する短期入所の機能も備える。昼間は定員二十人のデイサービスやヘルパー派遣の事業所などに利用され、社会福祉士や看護師らが常駐している。総工費は三億六千万円で、青葉会が二億七千万円を負担、国と市が計九千万円を補助した。

 市障害福祉課によると、障害者の高齢化や、親が亡くなった後を見据え、地域で暮らすことを選択した障害者を地域で支える仕組み作りが、課題となっている。運営費のうち、相談の委託費として市は青葉会に千八百七十万円を支払う。

 四月の開所後、五月末までに、あおばへ寄せられた相談は二百七十九件で、うち六件は、緊急対応が求められた内容だったという。「体験」という形で、短期入所を利用したのは、計七十人だった。

 今秋に柏市柏下にオープン予定のたんぽぽは、社会福祉法人・ワーナーホームが運営。施設の建設費は三億円で、同法人と、国・市がほぼ折半する。

 

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