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【千葉】

目指せ全国放送、映画公開 柏の市民団体がアニメ制作

放映中の「超普通都市カシワ伝説」と声優のゆかりさん(左)、ほのかさん=柏市で

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 柏市の市民団体が手掛けたアニメ作品「超普通都市カシワ伝説」が、柏駅周辺の四カ所に設けられた街頭ビジョンで放映中だ。テレビの全国放送、映画公開という大きな夢を掲げ、作品を通じて、街の魅力を広く伝えたいという。

 超普通都市カシワ伝説は、柏の街を舞台に、主人公の女子中学生四人と不思議な生きものたちが、各種イベントに関わっていくという筋立て。柏ゆかりの音楽家、漫画家、脚本家や若者らでつくる地域おこし団体「できる街プロジェクト」が二〇一五年秋に、制作を始めた。

 インターネットを介して資金を調達するクラウドファンディング、商店などからの協力金で、費用をまかない、現在はYouTube(ユーチューブ)で十本を動画配信。シュールな作風で、登場人物たちのギャグが見どころという。

 街頭放映は、市や柏商工会議所などが参画して、駅周辺の整備や開発に当たっている、社団法人の柏アーバンデザインセンターが作品に着目して実現した。五月中旬に始まった放映は、来年三月まで予定されている。

 作品は五分ほどの短編で、時期によって内容を更新し、計六編を流していく。今月九日までの第一話は柏神社を、十日からの第二話は、柏まつり(二十九、三十日開催)を、それぞれ紹介。

 プロジェクトのプロデューサーを務める楠本慶彦さん(29)は「作品舞台となった街を訪れる“聖地巡礼”を目的に制作したアニメ。全国に発信したい」と意気込む。

 アニメの登場人物の声を演じるのも、柏に縁があり、プロを目指す声優の卵たちだ。「テガちゃん」役のゆかりさん(24)と、中学生の一人「橋舟一花」役のほのかさん(17)=高校三年=は「面白いので、柏に来て見ていってください」と呼び掛けている。

 柏駅の東口で午前六〜午前零時、南口で午後五〜十一時、「二番街」の二カ所で午前九〜午後九時、それぞれ三十分おきに放映されている。 (堀場達)

 

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