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【千葉】

<ひとキラリ>柏出身・聴覚障害の伊丹秀行さん 日本代表GKで躍動

手話を交え、秋山浩保市長(右手前)に、デフリンピックに向けた抱負を語る伊丹秀行さん=柏市役所で

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 トルコのサムスン市で18〜30日に開かれる「第23回夏季デフリンピック」に、柏市出身の大学1年、伊丹秀行さん(18)が、サッカー日本代表選手として、出場することになった。デフリンピックは聴覚障害者による世界規模の総合スポーツ競技大会で、4年に1度の開催。ゴールキーパー(GK)を務める伊丹さんは「チームにメダルをもたらしたい」と、笑顔で抱負を語った。 (堀場達)

 伊丹さんは市立柏高校サッカー部で活躍し、三年生だった昨春、関東大会の県予選で三位の好成績を残した。今春、市立柏高を卒業し、学習院大学の法学部政治学科に進んだ。

 日本代表は、バックアップを含めて二十三人で、県内からは、伊丹さんが唯一の選抜メンバーという。「メンバーが発表された四月三日は、大学の入学式と重なり、友人や祖父母らから祝福とともに選ばれたことを知らされた。とてもうれしかった」と振り返る。

 二〇〇二年のサッカー日韓ワールドカップ(W杯)に感激し、小学校二年の時に本格的にサッカーを始めた。「ドッジボールで捕球がうまく、周りに勧められてGKになった」と話す。

 憧れのGKは、日韓W杯で話題をさらったドイツ代表のオリバー・カーン選手と、Jリーグの柏レイソルで活躍している中村航輔選手の二人。伊丹さんは身長一七〇センチ、体重六三キロ。大学でもサッカー部に入ったが、外国人選手と比べると小柄なので「ウエートトレーニングに力を入れている」と明かす。

 伊丹さんは市役所を七日訪れ、秋山浩保市長に健闘を誓った。秋山市長の問いに「デフリンピックでは、声を使った意思疎通ができず、プレーの指示などは選手間で目を見て確認し合う。綿密なミーティングが求められる」と答えた。

 デフリンピックのサッカーには十六チームが出場する。

 

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