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【千葉】

体験型「コト消費」充実 そごう千葉店  15日、別館「ジュンヌ」を改装オープン

改装後のそごう千葉店ジュンヌのイメージ

写真

 百貨店のそごう・西武は、そごう千葉店(千葉市)の別館「オーロラモール ジュンヌ」を十五日に改装オープンする。ファッション重視を改め、体験して楽しむ「コト消費」を充実。空洞化が進む中心市街地に若者を呼び戻せるか、注目される。

 ファッション関連を七割から四割に縮小する代わりに、コト消費の関連を増やして二十〜三十代女性の取り込みを狙う。かもめブックス(東京・神楽坂)のノウハウを取り入れたミニ書店のほか、スイーツ作りや加圧トレーニングのスタジオ、卓球場、キャンディ作りの実演店が入る。館内で販売した飲み物に限り、持ち運べるようにする。

 七十二店のうち五十五店を先行開業し、残りは二〇一八年三月にオープンする。改装費用は二十五億円で、一八年度に売上高九十億円(一六年度比25%増)を目指す。

 ジュンヌは〇五年十月にオープン。ファッション専門店として若者を引きつけたが、最近は郊外に大型商業施設が林立して客を奪われていた。この一年にはパルコ千葉店、千葉三越が相次いで閉店して市街地の空洞化が加速。他方でJR千葉駅の「駅ナカ」開業などで駅周辺の商圏が大きく変化していた。

 市内での改装発表会で、林拓二社長は「百貨店の苦戦はファッションを中心としたアパレル(衣料品)。バランスを見直す必要がある」と改装の狙いを説明。その上で「郊外に客足を取られているが、駅前の魅力を再度認識してもらいたい」と話した。

 同社の担当者によると、そごう千葉の年商は七百三十億円だが、この一年の環境変化で売り上げはプラスに転じている。改装によるコト消費で、商圏を数キロから十、十五キロに拡大できるとみる。 (村上豊)

 

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