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【千葉】

千葉市、競輪事業継続 民間業者が建て替え 20年に多目的競技場に

国際規格の走路に造り替え、事業を継続することになった千葉競輪場=千葉市中央区で

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 千葉市は十三日、業績低迷が続く千葉競輪(同市中央区)について、事業の廃止方針を変更し、現行の走路を国際規格に合わせて造り替え、事業を継続する方針を明らかにした。建て替えは民間業者が行い、数十億円規模の費用も負担する。公営ギャンブルに限らず自転車競技の魅力を発信し、他のスポーツにも利用できる多目的競技場として、二〇二〇年のオープンを目指す。

 千葉市が今後、業者を選定する。現在の千葉競輪場は一七年度末から解体工事を始める予定。千葉競輪場の敷地面積約四万四千三百平方メートルのうち、約三万七百平方メートルは国有地だが、市は国と交渉して買収する方針。

 千葉競輪場は一周五百メートルのアスファルト走路だが、建て替え後は国際規格に合わせて屋内型で一周二百五十メートルの木製走路にする。フットサルやバスケットボールなどができるエリアも設ける予定。

 千葉市の熊谷俊人市長は十三日、「競輪の枠を超えて国際レースなどを実施できる可能性がある。より多くの市民や、自転車競技に関わる方たちが利用できる場所になってほしい」と期待した。

 千葉競輪を巡っては、千葉市が一四年度、車券売り上げの低迷や競輪場の老朽化などを理由に、一七年度末をめどに事業廃止の方針を出していた。だが、市から競輪事業の運営を委託されている「日本写真判定」(東京都千代田区)が一六年、同社が費用を負担する建て替え案を市側に提示。市は競輪関係団体や国と協議し、事業継続を決めた。

 千葉競輪の車券売り上げは、一九九五年度の約六百五十二億円をピークに減少し、二〇一六年度は約百十五億円。 (中山岳)

 

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