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【千葉】

県内基準地価 一宮に五輪効果 海岸沿い住宅地3.1%上昇

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 県は十九日、土地取引の目安となる県内の基準地価(七月一日時点)を公表した。昨年末に二〇二〇年東京五輪のサーフィン会場に決まった一宮町で、釣ケ崎海岸沿いにある同町東浪見(住宅地)が一平方メートル当たり前年より3・1%上昇して一万六千七百円。下落傾向が続く県東・南部では最大の上昇幅となった。

 県東・南部の地方圏で調査した二百三十六地点のうち、上昇したのは十四地点のみ。一宮町東浪見は前年の横ばいから上昇に転じた。サーフィンを呼び水に若い世代が移住。海岸沿いの通りにサーフショップやカフェができ、五輪開催決定の盛り上がりが地価を押し上げたとみられる。

 県内の基準地価は、全用途で前年比プラス0・2%の九万四千百円。三年連続の上昇だが、最高だった一九九〇年(四十四万六千二百円)と比べると五分の一程度となる。

 用途別では、住宅地が三年連続の横ばいで七万二千五百円。市区町村で最大の上昇が君津市のプラス2・8%。交通利便性が高まる中で住宅用地の少なさが押し上げた。最大の下落は白井市でマイナス2・9%だった。

 商業地は四年連続の上昇でプラス1・2%。上昇幅が前年(プラス0・8%)から拡大した。新京成電鉄の高架工事が終わる鎌ケ谷市はプラス6%。工業地はプラス1・9%で五年連続の上昇。野田市はプラス12・3%で、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)五霞インターチェンジに近い利便性が上昇につながった。

 八百三十五地点で調査し、前年と比較できる八百十五地点のうち、上昇が三十九増の二百八十、横ばいが五十七減の二百五十、下落が二十三増の二百八十五。上がる都市部と落ち込む地方圏との間で二極化が進んだ。 (村上豊)

 

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