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【千葉】

「欅坂46」の握手会を妨害 被告に懲役2年求刑

 千葉市の幕張メッセであったアイドルグループ「欅(けやき)坂46」の握手会で発炎筒に点火してイベントを中断させた上、ナイフを所持していたとして、威力業務妨害と銃刀法違反の罪に問われた札幌市白石区の無職阿部凌平被告(25)は二十一日、千葉地裁(楡井(にれい)英夫裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は懲役二年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は十月二日。

 阿部被告は被告人質問で「メンバーへのネット上の誹謗(ひぼう)中傷が気になり、騒ぎを起こせばメンバーへの同情が集まると思った」と動機を述べた上で「自分のような狂信的なファンがいると、メンバーの顔に泥を塗ることになる。無責任な考えで申し訳ない」と謝罪した。

 検察側は論告で「過去にAKB48のメンバーが切り付けられた事件に影響された犯行。広く報道され社会的影響も大きい」と指摘した。

 阿部被告は逮捕時の調べにメンバーの名前を挙げ「思い描くイメージを守りたくて殺そうと思った」と供述したとされるが、検察側は「殺意はなかった。殺すつもりと話せば同情が集まると思った」との趣旨の供述もしていたと明らかにした。

 起訴状によると、阿部被告は六月二十四日午後七時四十分ごろ、握手会中に発炎筒に点火してイベントを中断させたほか、会場で果物ナイフを所持したとしている。

 

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