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【千葉】

「折り合い付けて生活を」 「黄色いハンカチ」高田さん

 東北地方からの避難者が集う交流サロン「黄色いハンカチ」を松戸市に開設する「東日本大震災復興支援 松戸・東北交流プロジェクト」の副代表高田良子さん(68)は「前橋判決から後退し、『何を望んでも無理』とあきらめの気持ちにならなければいいが」と原告を気遣う。「年月がたてば訴えている人たちも疲弊していく。どこかで折り合いを付けて生活を考えることも必要」と厳しい現実を指摘する。

 福島県南相馬市から自主避難している高田さんは「避難するにもお金がかかるのに、補償などないに等しい」と自主避難者への配慮も訴える。

 福島県いわき市から館山市に自主避難した男性(65)は「福島に原発を造らせた避難元の県と市町村こそ責任を問われるべきだ」と憤る。

 避難生活のストレスから体調を崩し、来週から入院を余儀なくされる。「事故直後、住民は水くみやガソリンスタンドの列に並び被ばくした。現場も知らず、東電が提出してくる一部の資料だけで司法が結論を出すのはおかしくないか」と疑問を投げ掛ける。 (林容史)

 

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