東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

伊勢丹松戸店、来年3月閉店 市長「誠に残念」

来年3月21日で営業を終了することが明らかになった伊勢丹松戸店=松戸市で

写真

 松戸駅西口の伊勢丹松戸店が、来年三月二十一日で閉店することが決まり、四十四年の営業で幕を閉じることになった。約十年間でテナント料として計二十一億円を支出する支援策を検討してきた松戸市の関係者の間では、ショックと戸惑いが広がった。

 同店を運営する三越伊勢丹ホールディングス(HD)によると、営業を続けるには多大な投資が必要な半面、投資回収の見込みが立たないことから、閉店を決定したという。

 市によると、三越伊勢丹HDの担当役員が二十八日午後、市役所を訪れ、市幹部に直接、閉店を伝えた。本郷谷健次市長は「営業終了の報告を受け誠に残念」とするコメントを発表。閉店後の中心市街地対策について、市商工振興課の担当者は「具体的なものは何も決まっていない」と語り、現状では白紙の状態だ。

 伊勢丹松戸店を巡っては、市は四階に公共施設を入居させる代わりに、テナント料として十年間で計二十一億円を支払う支援策を計画し、九月定例市議会に提案。しかし、議会側が「市民の理解が得られない」とし、提案は否決された。

 三越伊勢丹HDによると、この支援策が可決されれば、店舗の存続を前提に対応する方針だったという。

 伊勢丹松戸店は一九七四年四月に開店。ピークの九七年三月期には三百三十六億円の売上高を記録したが、二〇〇八年度から赤字が続いていた。 (林容史)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by