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【千葉】

市川市 三浦市議が失職 議会が除名 処分市長選に合わせ補選へ

懲罰として除名を決めた市川市議会。松井努議長は「除名の処分を科します」と懲罰宣言した

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 市川市議会は二十九日の本会議で、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁に逮捕された三浦一成市議(29)=一期目=を除名処分にする議案を、賛成多数で可決した。同市議会での除名は初めて。三浦市議は失職し、市長選(十一月十九日告示、二十六日投開票)と同時に市議補選が行われる。

 三浦市議は六月の逮捕後、七月二十五日の臨時会や九月定例会(八日〜十月二日)で委員会を含めて欠席しており、その理由を議長・委員長に届けていなかった。松井努議長は本会議への出席を求める「招状」を送付したが、連絡なく欠席を続けたという。

 このため地方自治法一三七条に基づいて松井議長が二十七日、議会に懲罰を科すことを諮り、可決と同時に懲罰特別委員会(十五人)が設置された。議員の処罰には戒告、陳謝、一定期間の出席停止、除名の四種類がある。

 二十九日の同特別委では「(三浦市議は)無断欠席を続けており、何らの意思表示もないことから、正当な理由がなく欠席していると判断せざるをえない」などとして、除名処分にすることを議決。続く本会議でも、欠席した三浦市議を除く四十一人中、四十人が賛成し、除名が決まった。

 三浦市議を巡っては、七月の臨時会で報酬と政務活動費の支給を差し止める特例条例が成立。八月分からストップされた。同時に議員辞職勧告決議案も可決されていた。

 本会議後、松井議長は「九月議会中、三浦市議からは一切の連絡がない。自らが出処進退を決めてほしいと考えていたが、除名はやむを得なかったと思う」と話した。

 除名処分に不服があれば、知事に処分取り消しの審査を求めることができる。 (保母哲)

 

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