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【千葉】

<衆院選>野田前首相が無所属で出馬へ 「安倍政権打倒 裸一貫で」

「無所属で出馬します」と述べた野田佳彦さん=県庁で

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 「無所属で戦いたいと思います」。十日公示、二十二日投開票の衆院選で、民進党の前首相野田佳彦さん(60)は二日、千葉4区に無所属で立候補すると明言した。八期目を目指す野田さんは「安倍政権、自民党を倒す一翼を、裸一貫で、無所属の立場で担うことになる」と決意を述べた。 (保母哲、村上豊、中山岳)

 二日午前、県庁で記者団に明らかにした。この日午後、民進党の枝野幸男代表代行が結成した「立憲民主党」や「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)には参加しない。

 無所属での出馬を決めた理由を「希望の党に入った人も入らなかった人も議席を取るよう応援したい。そのためには無所属の方が動きやすい」と話した。選挙期間中を含め、全国各地へ足を運ぶことにしている。

 希望の党への印象を尋ねられ、「一夜城のように小池さんが新党をつくったが、私は否定するものではない」。希望の党は「改革保守」を掲げているが、野田さんは「私の場合は『穏健な保守』だ」と、スタンスの違いを強調した。

 船橋市内で一日行われた事務所開き。野田さんは、支援者を前に、一九九六年衆院選で重複立候補せずに百五票差で落選した経験を挙げ、「あれと同じリスクがあるが、船橋では負けない気持ちでやっていきたい」と決意を述べていた。

 民進党の地方議員とツーショットのポスターをすでに作製したが、急きょ、師と仰ぐ藤井裕久元財務相と並ぶデザインに差し替えたという。野田さんは「藤井先生と並ぶと私が若く見える」と語り、支持者の笑いを誘った。

 千葉4区には、自民、共産両党がそれぞれ候補者を擁立する。

 野田さんの無所属での立候補について、自民から出馬予定の新人の木村哲也さん(48)は「野田さんは総理まで務めた人。無所属で出ることで、むしろ同情票が集まるのではないか」と警戒する。

 共産から出馬予定の新人の深津俊郎さん(69)は「野田さんはもともと共産との共闘に一線を画してきた人で、こちらの選挙戦術に変わりはない。共産の政策を訴えるだけだ」と強調した。

 

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