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【千葉】

<衆院選>候補者の横顔 1区 2区

 衆院選が公示され、県内小選挙区の各候補は、街頭や集会などで精力的に支持を訴えている。四十七人の候補の横顔を紹介する。 (届け出順、敬称略)

<1区>

田嶋要(たじま・かなめ)(56)希前<5>

安倍政権を倒す

 民進党前職として臨む予定だった六回目の衆院選は、希望の党公認で出馬した。「暴風雨のような政治情勢の中、ぎりぎり苦渋の決断をした。日本を幸せにしていない安倍政権を終わらせる選挙だ」と意気込む。

 NTTに入社後、世界銀行グループなどにも勤務。「人が嫌がる苦しい仕事をやらねばならない」と政治家になった。エネルギー問題に詳しく「風力・太陽光発電は実用レベルになった。日本はそうした分野のリーダーになれば、未来を明るくできる」と述べ、原発に頼らない社会を目指す。

 休日は、テニスや釣りなどを仲間と楽しむ。

門山宏哲(かどやま・ひろあき)(53)自前<2>=公

安保体制つくる

 昔から不正や曲がったことが嫌いで弁護士になり、政治家も志した。「日本の独立と平和を守るため、安全保障体制をしっかり作りたい」と三選を目指す。

 安倍政権の経済政策は「百点満点ではないが、完全雇用に近づき賃金も上がっている。好循環が回り出している」と理解を求める。

 一方、森友・加計学園の問題では「八月のお盆ごろまでは、地元で『ずるいことをしているのではないか』との意見をもらうなど、非常に厳しかった」とし、風当たりの強さを感じた。

 日々の息抜きは、長めの入浴や、囲碁など無料ネットゲームを楽しむことだ。

大野隆(おおのたかし)(48)共新

国民に寄り添う

 五月の千葉市長選で落選した経験を糧に、初の衆院選に臨む。「政治は国民の力で変えられる。国民に寄り添い全力を尽くす」。臨時国会冒頭の衆院解散は「野党が求めた臨時国会なのに、(安倍首相は)審議から逃げているとしかいいようがない」と批判する。

 学生時代から、長時間労働や低賃金問題に興味があった。1区は会社員や東京都内に通勤している人も多いとし「一日八時間働けば、誰もが安心して暮らせる社会を作りたい」という。

 日本将棋連盟に約十四年勤めた後、パソコン教室経営などに携わった。将棋はアマ三段の腕前。

長谷川豊(はせがわ・ゆたか)(42)維新

増税凍結を訴え

 元フジテレビアナウンサー。フリーを含め十七年半、テレビ報道に携わった。「癒着、利権、忖度(そんたく)だらけの政治を見た。古い政治を壊し子どものためにお金を回せるようにしたい」

 消費税を10%に引き上げ幼児教育の無償化を進めるとする、自民党の公約に反対する。「今の経済状況で増税したら確実に消費を冷え込ませる。増税凍結をまず訴える」。税金の無駄遣いを減らせば、幼児教育の無償化はできると主張する。

 奈良県出身。結婚後「空が広い」と、千葉県に住居を構えた。ゴルフ好きで、県内にお気に入りのゴルフ場がいくつもある。

<2区>

藤巻健太(ふじまき・けんた)(34)維新

国政に若者の声

 初出馬の前回二〇一四年衆院選は準備不足で惜敗。この三年は、住宅街でのビラ配りや駅立ちを重ね、地道に政策を訴えてきた。

 一三年に政界入りした経済評論家の父、藤巻健史参院議員の秘書を務め、自身も政治家を志した。「永田町は安全保障に関する専門家は多くても、経済や金融に詳しい議員は意外と少ない」と分析。慶応大経済学部を卒業後、みずほ銀行での約四年のサラリーマン経験を強みに、「民間の目線で若者の声を国政に届けたい」と意欲的だ。

 趣味はサッカー観戦。香川真司選手を追い、ドイツに行く熱狂ぶりも見せる。

上野洋嗣(うえの・ひろつぐ)(40)共新

格差と貧困正す

 東京成徳大(八千代市)を一九九九年に卒業し、都内の病院や診療所で事務職に従事。窓口では受け付けや会計などを担当し、生活が苦しく、収入が不安定な高齢患者から「医療費や薬代が支払えない」と相談を受けたのが、政治を志した原点だ。

 国政は初挑戦。「アベノミクスで広がる格差と貧困を正し、安心して平和に暮らせる社会にしたい」

 趣味は高校時代から続けてきた硬式テニス。中学二年の長男と、小学二年の三つ子に恵まれた。「子どもたちがいつまでも笑顔で過ごせる社会にしていかなければならない」と訴える。

樋口博康(ひぐち・ひろやす)(58)立新

国民主体社会を

 民進党から立候補予定だったが、急きょ、立憲民主党からの出馬となった。

 松下政経塾の出身。国際協力の財団法人で十二年間働き、その経験を基に二〇〇〇年に民主党本部職員に転身。裏方から外交政策を支えてきた。

 衆院選挑戦は三回目。「政治家のための政治で、形だけの民主主義になっている。国民主体の社会をつくりたい」と訴える。

 息子二人は独立し、千葉市内で妻と二人暮らし。剣道六段。「どんなに相手が強くても、ひかないのが剣道。人間形成の面からも今も学ぶことは多い」と語る。

竹ケ原裕美子(たけがはら・ゆみこ)(46)希新

女性働ける社会

 浜松市内の総合病院に勤める産婦人科医。小池百合子東京都知事や前衆院議員の若狭勝さんの政治塾で学び、衆院解散後、希望の党の打診を受けて出馬を決意した。「女性が安心して結婚、出産、子育てし、働ける社会をつくりたい」

 市川市で生まれ育った。慶応大法学部を卒業後、外資系証券会社のJPモルガンを二年で辞め、富山医科薬科大(現・富山大)を再受験したのは「お金ではなく、一対一で社会に貢献したかった」から。

 座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。一男一女の母。この夏は、実母と娘と女三世代で北海道の知床旅行をして過ごした。

小林鷹之(こばやし・たかゆき)(42)自前<2>=公

前回得票超えを

 東大法学部卒で、財務省出身。「次世代の声を代弁したい」と政界に飛び込み、二〇一二年に初当選。二期目は、防衛政務官として外交問題に一年間打ち込んだ。「北朝鮮や中国など日本を取り巻く安全環境が厳しくなる中、国を守るという職責を果たしてきた」と振り返る。

 選挙区では、早朝の駅頭で市民の声に耳を傾けてきた。今回は「過去二回にはない自民への逆風を感じる」としつつも、前回得票を超える十二万票を狙う。

 息抜きは小学一年の娘(7つ)との時間。最近は絵本「100かいだてのいえ」を親子で読み聞かせし合う。

 

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