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【千葉】

柏市長選 候補者の横顔

 任期満了に伴う柏市長選は衆院選と同じ22日に投開票される。いずれも無所属で、元市議長の坂巻重男さん(68)、タクシー会社員の鈴木清丞(せいじょう)さん(58)、現職の秋山浩保さん(49)の3人が、2期8年の秋山市政の評価などを争点に支持を訴えている。3人の横顔を紹介する。(堀場達) =右から届け出順

◆多選の弊害を防ぐ

 坂巻重男(さかまき・しげお)さん 68 無新

 一九八三年に当時最年少の三十四歳で市議になって以来、市議選で八回連続当選した。県議選に立候補したこともあり、選挙での勝敗は「通算八勝五敗です」と笑う。

 小学生のころ、骨髄炎で手術と入退院を繰り返した。祖母が病院に持って来てくれたマンガが政治を志す原点になった。「未来を描いたSFに触発され、あの田んぼにこんな建物を造ろうとか、街づくりを夢想して長い時間を過ごした」。

 二〇〇九年に続き市長選は二度目の挑戦。「現職が当選すると三期目。癒着など多選の弊害を生みかねない」と出馬理由を語る。

 三十六歳で建築板金会社を起こし、社長を務めている。スポーツ吹き矢は指導員の資格を持ち、カラオケが趣味。

◆学習機会を均等に

 鈴木清丞(すずき・せいじょう)さん 58 無新

 「市民目線の街づくりに取り組みたい」と、市長選に初めて挑む。

 東京都内のソフトウエア開発会社に勤めた後、地元の柏市にあるタクシー会社に転職。次女が通った都内の私立高校のPTA役員を務め、「私学教育を守る父母懇談会」の会長になったことが、政治家を志す動機につながった。

 「親の収入格差による学習機会の不均等はなくさなければ」と、私学助成の充実などを訴え続けてきた。「政治家へ要望や陳情をする側ではなく、自分が対策を考える立場になろうと思い立った」と話す。

 野田市にキャンパスがある東京理科大で学び、パソコンいじりが四十年来の趣味。オートバイいじりと柏レイソルの応援にも熱中している。

◆財政再建実績訴え

 秋山浩保(あきやま・ひろやす)さん 49 無現<2>

 二期八年の市政運営では財政再建に力を入れた。「借金を五百五十億円減らし、基金を百七十億円増やした」。データを示しながら、実績を強調する。

 大学卒業後、宅配ピザの会社勤務などを経て、三十歳を前に、経営コンサルタントとして独立。四社の企業再生に取り組み、三社の経営回復に成功したという。「民間の経験によって、数字でモノを見るクセがついた」

 柏市で育ち、故郷への恩返しや「漠然としていたが、政治でいい仕事がしてみたい」との思いで、二〇〇九年の市長選に立候補して初当選した。

 趣味はスポーツ全般。週に一回は手賀沼周辺を、十〜十五キロ走るようにしている。妻、大学生の長男と三人暮らし。

 

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