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【千葉】

地元にゆかりの防人の短歌刻む 9基目の万葉歌碑が木更津に完成 

完成した歌碑を披露する三上和俊会長=木更津市真里谷で

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 万葉歌人で君津地域出身の防人(さきもり)の短歌を刻んだ歌碑が、木更津市真里谷の富来田公民館駐車場脇に完成した。

 防人は種淮郡(すえのごおり)(現在の君津市、富津市の一帯)出身の上丁物部龍(かみつよぼろもののべのたつ)。「大君の 命かしこみ 出でくれば 我の取り付きて 言ひし子なはも」(大君のご命令が恐れ多いので、家の門口を出てくると、私に取りすがって懇願したあのこは、ああ今ごろどうしているのだろう−の意)の短歌が万葉集巻二十に掲載されている。

 一九九六年から地元ゆかりの万葉歌の歌碑の建立を続ける「万葉の歌碑を建立する会」が設置し、今回で九基目。石碑は高さ一・二メートル、幅九十センチで、君津市の書家、斎藤華秀さんが筆を振るった。

 十四日の除幕式には会員ら約七十人が参加。三上和俊会長(66)は「万葉集は日本の心の源流。今後も地道に活動を続けていきたい」と話した。 (山口登史)

 

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