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【千葉】

食感シャキシャキ「マコモタケ」 柏・浜嶋さんが栽培 中華メニューでPR

マコモタケ生産者の浜嶋静さん(右)とオリジナル献立を提供している鹿間憲一さん=柏市で

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 手賀沼畔の柏市戸張で農業を営む浜嶋静さん(55)は、新食材「マコモタケ」の栽培に取り組んでいる。地元名物に育てられないかと、知人らが普及に協力し、栽培地に近い「道の駅しょうなん」のレストランでは、マコモタケを使った献立を考案した。

 マコモタケは、イネ科の多年草マコモの茎。茎の根元部分が「黒穂菌」のはたらきで膨れ、シャキシャキとしたタケノコのような食感を持つようになる。食物繊維が豊富で、ビタミンなどの栄養素を含む上、湿地に生えるため、コメの転作作物として20年ほど前から各地で注目され始めた。

 浜嶋さんは3年ほど前、マコモタケを紹介され、水田の一部を使って昨年、本格栽培に乗り出した。「食用にはしない野生のマコモは、手賀沼の水辺で昔から見られ、ロケーションにぴったり。新しい作物を手掛けたい気持ちもあった」と振り返る。

 マコモタケの栽培は手作業ながら、コメと似たサイクルで、浜嶋さんは5月に苗を植え、7月に除草、9月から10月にかけて収穫するという。今年の作付面積は1500平方メートルで、市内の農産物直売所にも卸してきた。

 今月からは、道の駅のレストラン「ヴィアッヂオ」で、浜嶋さんのマコモタケを使ったオリジナル献立も登場した。マコモタケの総菜4品などの「中華御膳マコモタケづくし」(1180円)で、1日限定15食提供。

 社長でシェフの鹿間憲一さん(48)は「マコモタケはくせもなく、中華料理に使いやすい。身近な場所で収穫された地元食材ということで試してみた」と話す。同献立の提供は今月末まで。 (堀場達)

 

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