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【千葉】

気兼ねなくスケボーを 愛好家が手作り練習台

スケートボードの練習台で笑みを浮かべる仲野慶さん(右)=千葉市中央区で

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 2020年東京五輪から正式競技となったスケートボード。今後、競技人口の増加が期待される中、「街中で堂々と練習できる場を増やしたい」と、千葉市稲毛区のコーヒー店主の仲野慶さん(39)は、千葉市役所前の国有地で場所を確保し、自腹でスケボーの練習台を設けた。28日〜11月3日の1週間、無料で開放する。 (黒籔香織)

 練習台は、市役所前の国道357号跡地の国有地に設置。U字形で高さ〇・七メートル、幅三・六メートル、全長六メートル。スケボー歴十五年で二級建築士の資格を持つカフェ店主宮崎太朗さん(31)=八千代市村上=が、三日間かけて完成させた。二十六日には、仲野さんがワックスを塗って仕上げた後、宮崎さんらが滑り心地を確かめた。

 仲野さんは小学生のころ、自転車の代わりにスケボーに乗っていた。三年前に再開して公園や街中で滑ったところ、「通報するぞ」と注意され、「肩身の狭い思いをした」と話す。

 「やる場所がないと不満を言うだけじゃなく、動いてみよう」。仲野さんらは六月に千葉市スケートボード協会を設立。市議会議長や市に要望書を出すなどして、常設の練習場を増やしたいと伝えてきた。

 活動の中で、千葉市役所前の国道357号が地下化され、道路跡地の国有地を活用できることを知った。地元のNPOや市などと一緒にスケボー練習台の無料開放を含むイベントの実行委員会を設立し、国土交通省千葉国道事務所から使用許可が出た。

 仲野さんは「スケボーの楽しさとともに、自分たちの遊び場を段取りを踏めば作っていけることも、若い世代に伝えていきたい」と話している。

 練習台は二十八日〜十一月三日の午前十時から午後五時まで開放。十一月三日はスケートボードの貸し出しもある。荒天の場合は中止。期間中の十月二十八、二十九日には、県内の十一の道の駅が出店する。

 スケボー台に関する問い合わせは仲野さん=電090(3546)2875=へ。

 

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