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【千葉】

国政から転身、再挑戦、県議… 19日告示 市川市長選 5人が立候補表明 混戦模様

 元衆院議員二人に現・元県議、元市議が続々−。十九日に告示される市川市長選では、これまでに五人が立候補を表明した。うち二人は前々回の市長選(二〇〇九年)に続き、二回目の挑戦。混戦模様となった同市長選で、五人のこれまでの動きなどを探った。 (保母哲)

 最初に出馬を表明したのは、元市議の高橋亮平さん(41)。高橋さんは前々回の市長選で敗れたが、雪辱を期すため今年三月末で中央大特任准教授を辞職。準備を整え、五人の中で最も早く街宣活動などに取り組んできた。〇三年から二期、市議を務めた。

 現職市長の大久保博さん(68)=二期目=が今期限りでの引退を表明したのは八月二十九日だった。市長に近い人や市議の中にも「三選出馬するのでは」との声があったが、大久保さんは記者会見で「年齢のこともあるし、世代交代が必要だと思う」と淡々と話した。

 これを受け自民党市川市支部は候補者の選定に入った。市選出の現職県議二人が名乗りを上げたものの、坂下茂樹さん(42)を推薦することを決めた。ところが、県連は二人の推薦を打ち出したため、市議団は猛反発。結局、坂下さんに一本化することになった。

 大久保さんの引退を知った元衆院議員の田中甲(こう)さん(60)。「不出馬への合点のいく説明がない。市民が安心して暮らせる市にしたい」と、市長選に出馬することを明らかにした。市川市議、県議を経て、一九九三年から三期、衆院議員を務めた。

 前々回の市長選に出馬した元県議の小泉文人さん(44)も、再挑戦の機会をうかがっていた。大久保さんから携帯電話に「三選不出馬」の電話があったといい、「市長選に出たい、との思いが強まった」。〇五年から県議二期、一一年からは市川市議を務めた。

 今月二日に出馬表明した元衆院議員の村越祐民さん(43)は、〇三年と〇九年当選で、今年十月の衆院選に再出馬するとみられていた。会見では「生まれ育った市川の街のため、九月に市長選出馬を決断した」と、国政からの転身理由を説明した。

 高橋さん、坂下さん、小泉さんは〇三年の統一地方選・市川市議選に初出馬。村越さんは同時に行われた県議選市川市選挙区で初当選した。このため田中さんを除く四人は「二〇〇三年組」とも評され、年齢も近い。田中さんと村越さんは、〇三年と〇九年の衆院選千葉5区で議席を争った。

 市川市は衆院選小選挙区が千葉5区と6区に分かれており、政党を変わった人もいる。こうした市の「政界地図」の複雑さが、今回の市長選の混戦の背景にある−との見方もある。

     ◇

 市長選と同時に市議補選(被選挙数二)も行われる。投開票はいずれも二十六日。

◆「人への投資」などテーマに5人登壇

 市川市長選に向けた公開討論会が十日午後七時から、市文化会館小ホールで開かれる。市内在住の有権者を対象に、市川青年会議所が主催する。参加無料で、事前申し込み不要。

 登壇するのは、既に立候補を表明している五人。「人への投資」「まちづくり」などをテーマに意見を交わすことにしている。

 

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