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【千葉】

障害者や外国人らの支援重視 JR千葉駅周辺 200人が帰宅困難者対策訓練

ほかの帰宅困難者に助けてもらいながら避難する視覚障害者ら=千葉市で

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 地震など大規模災害に備え、多くの帰宅困難者の発生を想定した避難訓練が九日、千葉市中央区のJR千葉駅周辺であった。市民ら約二百人が参加し、公共施設への自主的な避難や、障害者や外国人ら災害時要援護者の支援を体験した。

 県や千葉市などが主催した。震度6強の地震が発生し、JRや京成線、千葉都市モノレールで全線が運行を停止したと想定して訓練を実施した。

 車いす利用者と視覚障害者計六人、外国人四人を含む約百二十人が帰宅困難者役になった。参加者は、千葉駅中央改札付近で各鉄道会社の社員から列車が止まっていることを聞くと、それぞれ約六百メートル離れた一時滞在施設の市生涯学習センターへと徒歩で向かった。

 外国人に対しては、JR社員や千葉市観光情報センターの職員が英語などで状況を説明。障害者は、他の帰宅困難者に手助けしてもらいながら一緒に避難した。

 市危機管理課によると、東日本大震災では、市内の公共施設に約千八百人の帰宅困難者が一時、身を寄せた。同課の田中剛志課長補佐は「災害だけでなく、二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向けて、外国人の対応が増えることも想定されるため、準備を進めたい」と話した。 (中山岳)

 

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