東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

廃校の校舎、複合施設に 白浜に開業 賃貸オフィスや宿泊所

幼稚園の遊戯室をリフォームしたシェアキッチンを見学する関係者=南房総市白浜町のシラハマ校舎で

写真

 少子化の影響で廃校になった南房総市白浜町の旧長尾小学校校舎などを賃貸オフィスや飲食スペースなどに改装した複合施設「シラハマ校舎」で十日、開業記念式典を兼ねた内覧会があり、市関係者など約二十人が参加した。

 旧長尾幼稚園と旧長尾小学校は、白浜町の白浜幼稚園、白浜小学校と二〇一一年春に統合し、閉校。市が校舎の活用策を募り、不動産業の合同会社ウッド(同市)が学校の面影を残しながら約四千五百万円で全面的にリフォームし、今年四月に本格的に開業した。

 教室跡などは月額五万五千円から利用できる賃貸オフィスや、一泊五千四百円から宿泊できる簡易宿泊所に生まれ変わった。幼稚園の遊戯室は、利用者向けのカフェ風シェアキッチンに。キッチンのテーブルは、旧長尾小図工室の机などを再利用している。

 校庭では、無印良品を展開する「良品計画」(東京都豊島区)が、床面積約九平方メートルの木造平屋の小屋を、一棟当たり三百万円(借地費用などは別途)で販売。小屋は宿泊や家庭菜園に利用できる。

 ウッドや良品計画によると、賃貸オフィスは十区画のうち七区画が契約済みで、サーフィン教室の関係者やIT企業関係者などが活用。簡易宿泊所も毎月三十〜四十人が利用しているという。小屋は二十一区画のうち、東京都内の三十代以降を中心に十区画が売約済みという。

 ウッド代表社員の多田朋和さん(40)は「新たな地域の拠点になるよう、今後も尽力していきたい」と話した。 (山口登史)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報