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【千葉】

松戸市、中学生の被爆地・長崎派遣10年 来月3日に記念のイベント

長崎原爆資料館で千羽鶴をささげる平和大使の中学生=8月8日、長崎市で(松戸市提供)

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 戦争体験を通して、核兵器の非人道性や平和の尊さを学んでもらおうと、松戸市が市内の中学生を平和大使として被爆地長崎に派遣して、今年で十年になった。これを記念して市は、平和大使による発表や講演会を十二月三日午後一時半から松戸市民劇場で開く。

 市は二〇〇八年から毎年八月に中学生を長崎市に派遣。生徒は、九日に松山町平和公園で実施される「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参列するほか、被爆体験に耳を傾けてきた。今年も二十二人が現地を訪れ、平和大使は十年間で計百九十八人になった。

 当日は今年の大使が現地で見聞きし、感じたことを報告する。また、歴代の平和大使たちがこれまでの活動を動画にまとめて上映、平和を願って作詞作曲した合唱曲を披露する。

 これに先立ち、松戸市出身で駐クウェート特命全権大使などを経て現在、広島平和文化センター理事長の小溝泰義さんが講演する。小溝さんは、米国のオバマ大統領(当時)を広島平和記念資料館に迎え、今年、ノーベル平和賞を授賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)主催のミーティングに出席した。核に依存しない世界の実現に向け市民ができること、主婦の読書活動が原水爆禁止を求める署名運動のうねりへとつながった例などについて話す。

 定員三百人。入場無料。問い合わせは市総務課=電047(366)7305=へ(平日のみ)。 (林容史)

 

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