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【千葉】

成田の「うなりくん」凱旋 ゆるキャラGPで悲願の日本一

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 三重県桑名市で開かれた「ゆるキャラグランプリ2017」のご当地部門で、頂点に立った成田市観光キャラクター「うなりくん」が二十日、成田市役所に凱旋(がいせん)し、優勝報告会があった。昨年の二十二位からの大躍進。「全国制覇」と書かれたたすきを掛けた姿で登場し、職員や居合わせた市民から拍手で迎えられた。 (小沢伸介)

 うなりくんは今回、八十万五千三百二十八票を獲得し、二位の「ちりゅっぴ」(愛知県知立市)に約四万票の大差をつけた。うなりくんは「ず〜っと夢みてた『この星の一等賞』だよ」「応援してくれた皆さんに、ありがとうの気持ちでいっぱいです。うな。」などと喜びを表現した。

 成田市シティプロモーション部によると、今回の投票に際し、市民の雰囲気を盛り上げ一般の投票の呼び水になればと、手始めに市職員に投票の際に必要な複数の電子メールアドレス取得のほか、毎日の投票を呼び掛けた。

 選挙対策本部も設置し、地元の民間企業に協力要請するなど徹底した組織戦を繰り広げた。陣営担当者は「市民の反応は決選投票に近づくにつれて良くなった」と話す。

 県内のキャラとして初のグランプリ獲得に向け、うなりくんは官民問わず各種イベントに積極的に顔を出し、駅前でのPRや市内の大学キャンパスで学生に投票をお願いするなど地道な活動を続けた。

 二十日の報告会では、着ぐるみがすっかり薄汚れ、疲れを隠し切れない様子だった。小泉一成市長は「うなりくんが投票依頼で土下座することもあった。必死の思いも伝わったのではないか」と三カ月余りの激闘をねぎらった。

 成田商工会議所の宇野沢省二専務理事は「グランプリは広告やブランディングで、大きな経済効果が期待できる。地域経済発展のため、今後も全面的にバックアップしていく」と述べた。

 市は今回の制覇を記念し、市民への感謝を込め、二十六日に成田山参道でパレード、十二月二日に市さくらの山公園で感謝祭の開催を準備している。

 

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