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【千葉】

続く低投票率 今回は? 前回21・71% 「千葉都民」の1票カギ

市川市長選でシール投票を呼びかける主婦ら=市川市で

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 前回は21・71%−。市川市長選では過去、低投票率が続いている。二十六日投開票の今回の市長選は一九九七年と同じ最多の五人が立候補し、選挙戦は熱を帯びているだけに、投票率の行方にも注目が集まっている。

 「シール投票をお願いします」。市川市内のショッピングセンター前や街頭で二十三日、女性たちの声が響いた。

 質問内容は「市長選で投票するか」「新市長に求める人物像」の二項目。今回の市長選に向け、有志の主婦らで発足させた市民団体「若者とママの投票率向上委員会2017in市川」のメンバーだ。

 「四年に一度の選挙。投票しないのは、もったいない」と、一カ月ほど前から活動を始めた。五候補を訪ね、「小中学校の給食費の助成や補助金は検討して頂けますか?」「子どもの頃好きだった遊びは何ですか?」などと質問。各候補の回答をチラシにまとめ、配布している。フェイスブックには各候補の公約などを掲載した。

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 市川市明るい選挙推進協議会会長の人見孝男さん(81)は「地元よりも、都内の選挙の方が詳しい人がいる」と苦笑する。「『千葉都民』『市川都民』の人にも、大切な一票を行使してもらえうよう願っている」と話す。

 市川市長選の投票率は一九七七年以来、九七年を除いて20%台が続いている=表(上)。過去最低は六四年の19・69%。五人が立候補した九七年は34・82%だった。

 県内では今年、三月の知事選や十月の衆院選など「選挙ラッシュ」。主な選挙の投票率=同(下)=をみても、市川市は低い傾向であることが分かる。

 市川市の文化や歴史に詳しい千葉商科大学政策情報学部の朽木量(りょう)教授は「地元に関心が薄い千葉都民と、古くから住み、地域に愛着が深い市民がいるのが市川市の特徴」と分析。今回の市長選は「将来を見据え、市民が地域や市全体をどう良くしていくかを考える貴重な機会だ」と話す。 (保母哲)

 

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