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【千葉】

柏の旧陸軍訓練施設 来月2日に一般公開 歴史クラブなど共催

 戦時中に旧陸軍高射砲第二連隊が使っていたとされる柏市根戸の訓練施設が十二月二日、一般公開される。戦争遺跡の調査や保存に取り組む「柏歴史クラブ」(上山和雄代表)が、地元の高野台町会と共催する。

 施設は高さ約十メートルの二階建てで、鉄筋コンクリート造り。ふだんは閉鎖されている。戦後は消防署などとして使われてきた。

 老朽化のため、市は二〇一三年、取り壊しの方針を決めたが、その後、専門家の調査で、一九三五〜四〇年前後に建てられた同連隊の演習施設「照空予習室及測遠器訓練所」の可能性が高いと分かった。

 天井から壁に張った布に、敵機の襲来を投影し、攻撃命令を出したり、敵機の位置を確認したりの訓練が進められたという。クラブによると、施設の側壁には、全国で唯一、測遠器と呼ばれる機材を屋上につり上げるためのクレーン支柱が残されている。

 当日は、施設のコンピューターグラフィックスの上映や市内の戦争遺跡紹介を予定。隣の高野台会館では、関連イベント「あの日に帰ろう!」を開催。NPO法人・スマイルクラブの協力で、戦前から七〇年代のレコード約三百枚を展示。リクエストに応じて、プレーヤーにかける。

 一般公開と関連イベントとも午前十時〜午後三時。無料。問い合わせは、クラブ事務局=電090(6301)7417=へ。 (堀場達)

 

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