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【千葉】

<ひとキラリ>ドローン駆使 野田市観光サイト 高1プログラマー・高須さん製作中

野田市の観光PRサイト「ソラのだ」を製作する高校生プログラマー高須淳太さん=野田市で

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 高校一年生のプログラマー高須淳太(じゅんた)さん(16)=野田市=が、ドローンを駆使して市の見どころを紹介する観光サイト「ソラのだ 野田市の魅力まるわかりマップ」の製作を進めている。市長に直接プランを売り込み、市が公募したシティープロモーション事業で採用された。高須さんは「最新の技術で、革命的な物を作り上げたい。『クールじゃないか、野田』と言わせてみせる」と自信をのぞかせる。 (林容史)

 市内にある県立関宿城博物館や清水公園のフィールドアスレチック施設、一大イベント「ひまわりまつり」をドローンで上空から動画で撮影し、これまで見たことのない世界をサイトで展開する。

 格好良さを追求するとともに、子どもからお年寄りまで、使いやすさを重視した。ユーチューブやツイッター、フェイスブック、LINE(ライン)などと連動し、市の魅力を国内外に広く発信する。今後は英語、中国語、韓国語、フランス語に対応できるようにする計画という。

 高須さんは小学五年生の時、携帯ゲーム機でインターネットと出合い、人とつながる電子掲示板のシステムに興味を持った。プログラムを学んで独自に交流サイトを作ったり、フリーのプログラマーとして小遣いを稼いだりした。中学入学後は、神戸市のベンチャー企業の事業に参画するなどして腕を磨いてきた。

 中学三年生の時、市内にある忍法の道場に修行にやって来る外国人が、そのまま帰ってしまうのを残念に思い、「市のインバウンド(訪日外国人)対策に疑問がある」と鈴木有市長にメールを送った。単身、市役所に出向き、市のトップらに「東京五輪・パラリンピックで外国人客が誘致できず、市は大きな経済的損失を被る」と訴えた。ドローンを使った事業の可能性を主張し、ネットと融合させた「効率的な情報発信」を提案した。今年六月から業者にドローンを飛ばしてもらい市内の撮影を開始。グラフィックやロゴデザイン、翻訳など各分野のプロを起用し、「これまでにない完璧な観光サイト作りを目指した」。

 市企画調整課の峯崎光春さんは「シティープロモーションは市の懸案だった。外部から広報戦略官を招くなど力を入れてきたがうまくいかなかった」と話し、高須さんの斬新な発想に期待を寄せる。

 高須さんは「好きな道を突き詰めれば、社会に貢献できると確信している。新しい観点からイノベーションを起こしたい」と話している。

 「ソラのだ」は十二日から公開する予定。アドレスはsky-noda.jp。インターネットの検索サイトで「ソラのだ」を入力すると市のHPが表示され、HPからもアクセスできる。

 

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