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【千葉】

孤独死ゼロへ合言葉三つ 松戸・常盤平団地地区社協が制定

孤独死を防ぐため常盤平団地内に設置された合言葉の看板=松戸市で

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 団地の孤独死ゼロに取り組んでいる松戸市の常盤平団地地区社会福祉協議会(大嶋愛子会長)は、孤独死を防ぐ地域の合言葉をつくった。看板を製作して団地内十一カ所に設置、十七日午後一時半から報告会を常盤平市民センターで開いて、住民たちに合言葉の実行を呼び掛ける。

 合言葉は「あいさつは幸せづくりの第一歩」「みんなで創(つく)る向こう三軒両隣」「友は宝なり」の三つ。これまでの事例から、独りぼっちで人と話す機会が少ない、他人に関心を持たないなど孤独死をうむ背景が浮かび上がった。このため、お金がかからず、誰でも実践できる孤独死防止の合言葉を考えた。

 報告会では、事務局長の中沢卓実さんが、それぞれの合言葉の効用などを説明する。また、結城康博・淑徳大教授(社会保障論、社会福祉学)が講演し、孤独死の予防や、発生した後の対応などについて話す。

 今後、孤独死防止に向けた団地の取り組み、孤独死予備軍の実態などを報告集にまとめ、国や自治体などに送付し、取り組みの強化を訴える。

 中沢さんは「合言葉を実行することで地域力が高まる。孤独死をなくすためキャンペーンを張っていきたい」と話している。

 現在、常盤平団地には五千三百五十九世帯、八千人弱が住んでいるという。以前は年間二十人ほどが孤独死していたが、入院してそのまま亡くなるケースが増えたため、現在は十人程度という。 (林容史)

 

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