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【千葉】

国内外の魅力的な鉄道一堂に 我孫子で写真展 SL中心、懐かしの光景

蒸気機関車など、国内外の鉄道の魅力をとらえた写真が楽しめる会場=我孫子市で

写真

 蒸気機関車(SL)を中心に、国内外の鉄道の魅力的な写真を一堂に集めた「鉄道アートサロン写真展」が十五日、我孫子市民プラザで始まった。ベテランの鉄道ファン五十三人が撮りためた一九四九年〜現在の自信作六十五点を、二十日まで鑑賞できる。

 六十歳代以上のメンバーが大半を占める愛好者団体「蒸気機関車を語る会」が主催。最も古い写真は、戦後間もない四九年に、小田急線の経堂駅(東京)で撮影された。進駐米軍の専用車両がホームにとまっている様子をとらえ、時代を感じさせる。

 作品には、撮影地を示した地図と説明文が添えられている。五二年の旧国鉄米沢駅(山形県)の風景写真には、廃止された木造の客車が収まっている。四七年の八高線転覆事故をきっかけに、国鉄は客車の鋼体化を進めたという。語る会会員で、プラザに勤めている寺田牧夫さん(67)は「知られざる鉄道史も学べる」と来場を呼び掛ける。

 海外を舞台にした作品の多くは、力強さや美しさを醸し出し、映画の一場面を連想させる。「トルコ髄一の景勝地を行く」の題名で、走るSLとともに写し出された石積みアーチの「バルダ橋」は実際、映画「007」のロケに使われたという。

 我孫子周辺の旧国鉄の常磐線や成田線沿線で、六〇〜七〇年代に撮られた懐かしい車両、駅舎の写真も興味深い。

 入場無料。午前十時半〜午後五時半(二十日は午後四時まで)。プラザはJR我孫子駅北口から徒歩五分のあびこショッピングプラザ三階にある。「国鉄の名列車」(ネコ・パブリッシング、千円)、「汽笛の響いた街夕張」(三菱大夕張鉄道保存会、五百円)のカレンダー二種が会期中、販売されている。 (堀場達)

 

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