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【千葉】

知的障害ある弟 愛情つづる 茅野葵さん(我孫子の小2)最優秀賞に輝く

内閣総理大臣賞を受け、両親と共に笑顔を見せる茅野葵さん(中)=我孫子市役所で

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 内閣府が募集した本年度の「心の輪を広げる体験作文」で、我孫子市立湖北台西小学校二年の茅野葵さん(8つ)が最優秀賞(内閣総理大臣賞)に輝いた。作文のタイトルは「わたしの弟」。知的障害がある弟の悠太君(4つ)をしっかりと見つめながら、日常のエピソードや弟への愛情を書きつづった。(堀場達)

 体験作文は、障害者週間(三〜九日)の意識啓発事業として、全国の小中高校生らから募集。小学生部門には本年度、六百九編が寄せられた。

 葵さんは、悠太君の普段の様子や特長を、自分や両親、姉らとの関わりを通して四百字詰め原稿用紙三枚にまとめた。

 すべり台が大好きで、犬を散歩させている人とすぐに仲良くなれる悠太君を「どうやら、ゆうちゃんのえ顔は、みんなをしあわせにするふしぎな力があるようです」と優しく見つめる。

 悠太君が一人で買い物に出掛けてしまい、葵さんが必死になって捜し回った出来事についても書いた。この体験を通じて、葵さんは「弟はゆっくりだけど、自分でくつもはけるし、歩くこともできる」「うまくおしゃべりはできないけれど、話を聞いて理かいしている」と分かったという。

 葵さんは読書好きで、習字も得意。夏休みの宿題として作文を仕上げたといい、「ゆうちゃん大すきだよ」と呼び掛けて締めくくった。父親の強さん(47)は「(葵さんは)面倒見が良く、普段から(悠太君と)一緒に遊んでいます」と話した。

 葵さんの作文は、全文が内閣府のホームページに掲載されている。

 

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