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【千葉】

アクアライン渋滞をAIで予測せよ! 回避促す実証実験 3月末まで

「ドラぷら」での配信イメージ

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 東京湾アクアラインの渋滞を人工知能(AI)の力で予測しようと、NEXCO東日本とNTTドコモは、実証実験を始めた。日本の高速道路会社では初めての試みで、従来の予測システムより精度の高い情報をドライバーに提供する。休日の行楽で発生する渋滞の回避を促す狙いだ。 (村上豊)

 実験は十二月から来年三月末まで。房総半島一帯の正午時点の人出に基づき、午後二〜十二時のアクアライン上り線(川崎市方面)の渋滞を予測。その内容をNEXCO東日本のドライバー向けウェブサイト「ドラぷら」で配信する。

 例えば、午後二時更新の情報として「渋滞開始時間 15時」「ピーク時間 19時」「渋滞解消時間 21時」「最大渋滞長 15キロ以上」「最大渋滞通過時間 50分」などと表示、配信する。房総半島の午前中の人口集中マップも示す。

 携帯電話ネットワークに、NEXCO東日本が持つ渋滞実績データと道路規制情報を掛け合わせつつ、AIが人口統計と渋滞の関係性をパターン化して予知する。

 その日の人出を踏まえるので、天候悪化やイベント開催などによる特別な状況であっても的確に予測できるという。

 今年五〜九月の予備実験では、十キロ以上の渋滞予測の見逃し率が1%。NEXCO東日本が実施している「渋滞予報カレンダー」の6%より高精度だった。

 同社は渋滞予測時間帯に、木更津市内のアウトレット店や飲食店、パーキングエリア「海ほたる」などで利用できる「ヨル得」クーポンの情報も配信して、渋滞時間帯に千葉側にとどまってもらい、混雑の緩和を目指す。一八年二月からはアプリで知らせる機能を付ける。

 アクアラインは普通車ETCの通行料金を〇九年八月に八百円に値下げしてから、利用台数が〇八年度の二万一千台から一六年度の四万六千台と二倍以上に増加。土日祝日の午後三〜八時ごろ、川崎市方面へ向かう行楽帰りの車の渋滞が問題となっている。

 

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